【3月11日(月)】
先週の金曜日は、このコーナーをお休みしました。申し訳ございません。
今日は、4年生の教室をのぞいてみました。1組は算数の学習で「直方体を作ろう」という課題でした。方眼紙に直方体の展開図を書き、それを切り取って形にしていきます。子供たちは、自分で家から持ってきたいろいろな直方体の箱を身近に置き、それと比較しながら、考え、作成していました。一人一人集中して作業を進めていましたが、時には隣の友達と見比べながら考えていました。展開図を組み立て、実際に目で見ながら、向かい合う面や辺を確かめていました。
2組は外国語活動の学習をしていました。実は、外国語活動支援員が担任と協力し、先週から今回の授業の準備をしていました。本校の職員にアンケート調査を行い、「何時に起床するか」「好きな食べ物は何か」「得意な教科は何か」などを各職員が答え、それを子供たちに英語で紹介できるように準備をしていました。今日の外国語活動の授業ではそれを紹介し、「Who am I?(私は誰でしょう。)」と問いかけて、その人物を当てるという活動を行っていました。子供たちは少人数のグループになり、英語で紹介された内容を聞きとり、協力して答えを考えていました。私が教室に入ると、一斉に子供たちの目が輝きだしたので、何かなと思っていると、ちょうど私を当てるところだったようです。「校長先生は何時に起きますか?」と子供から問いかけられたので、「I wake up at 5:30.」とつい答えてしまったら、「やっぱり!」と子供たちは大喜びでした。どうやら、答えのヒントを与えてしまったようでした。それでも、そのヒントを聞いていなかったグループもみんな「校長先生!」と当ててくれたので、とても嬉しかったです。
さて、本日は、3月11日、東日本大震災から13年になります。学校では弔旗を掲げて、弔意を表明しています。地震発生時刻の午後2時46分には、子供たちは下校してしまいますが、職員全員で黙祷を捧げます。
今年は、能登での痛ましい震災もあったばかりですので、各ご家庭でも被災して亡くなった方や遺族の方々に思いを馳せ、命の大切さ、自然への畏怖、自分の身を守る方法などについて、お話していただけると有り難いです。