中央小だより8・9月号

2学期が始まりました。台風10号の影響で雨天の登校となりましたが、学校は子供たちの元気な声でいっぱいになりました。子供たちに声をかけると、夏休みの楽しい思い出をたくさん話してくれました。また、友達と笑顔でおしゃべりをしたり遊んだりしている様子を見ると、なんだかこちらも笑顔になりました。

パリオリンピック

さて、この夏休みは、パリオリンピックが開催されました。多くの方がテレビ等でご覧になられたことと思います。大会中、様々な種目で日本人選手の活躍が報じられました。
「金メダルに恋した14歳」スケートボード女子ストリートの吉沢恋選手は、中学3年生。本校にも、お兄さんお姉さんが中学3年生という児童もいると思います。年齢の近い選手が世界一になったのです。本校の児童も、自身の夢や目標に向かって努力を重ねてほしいと思います。

また、今回のオリンピックに出場した日本人選手は約400名。その中で、吉沢選手をはじめ、20種目25名の選手が金メダルを獲得しました。その他の選手は、どこかで敗れてしまい、悔しい思いがあるはずです。
スポーツクライミング女子ボルダー&リードの森秋彩選手は、4位。メダルに届きませんでした。身長154㎝で小柄の森選手は、ボルダーの最初の課題が高い位置に設定されたことで、何度ジャンプしても上手くつかむことができずに、残念ながら0点。SNS等では、「設定が不公平ではないか」という声も挙がっていました。
森選手は試合後、「メダルも取れなかったし、完登もできず、すごく悔しいが、悔しい思いを持ち帰ったほうが今後強くなる原動力になる。この順位でよかったと思う。もっと強くてかっこいいクライマーを目指したい。」と話したそうです。
オリンピック選手の「心のあり方」には、学ぶことがたくさんあります。

2学期は、運動会や音楽会など、大きな行事が続きます。日々の授業や行事への取り組みを通して、児童の豊かな心を育てていきたいと思います。

 

AED設置

正門東側に、屋外AEDが設置されました。市民の方から小・中学校全校に寄贈されたものです。

 

これまで保健室に常備されていましたが、夜間の学校開放等では、保護者や地域の皆様が使用しにくい状況がありました。校門の外側に新たに設置されましたので、万が一の際には迅速に使用することができます。

AEDは、流れてくる音声ガイドに沿うことで、誰でも扱うことができます。保護者や地域の皆様には、来校時に設置場所をご確認いただきたいと思います。そして、万が一の際には、ためらわずに使用してください。
(扉に鍵はかかっていませんので、開けるとブザーが鳴ります。また、盗難防止のため、GPS機能を搭載しています。)