2024年7月の記事一覧

中央小だより夏休み号

楽しい夏休みを

明日から41日間の夏休みです。子供たちに「夏休みはどう過ごすの?」と聞いたところ、「おばあちゃんに会いに行く!」「プールに行く!」「バーベキューをする!」など、たくさんの楽しい予定の声が返ってきました。「水族館に行ってお魚を調べる!」「キャンプで昆虫をたくさん捕まえる!」という声もありました。

夏休みは、自分の興味のあることを調べたり、取り組んだりするよい機会です。学校では体験できないこと、長期の休みでなければ体験できないことを、たくさん経験してほしいと思います。

保護者の皆様には、毎朝、児童を送り出してくださりありがとうございました。8月30日(金)に、満面の笑顔の子供たちに会えるのを楽しみにしています。また、地域の皆様には、児童の見守りをはじめとする学校応援団活動等、学校を支えてくださりありがとうございました。よい夏休みをお過ごしください。

 

6年生の4人中3人が持っているもの

スマホや携帯を使い始めたのは何歳のときですか? SNSは?
小学校を卒業するまでに、4人中3人がスマホやキッズ携帯を持ちSNSを利用する時代、情報モラル教育の重要性を感じています。

NTTドコモ「モバイル社会研究所」の調査では、小学生のスマホやキッズ携帯の所持率は、小4児童で39%、小5は61%、小6は75%であり、また、10代のスマホ所持者の9割がLINEを、5割がTikTokを利用している ようです 。

小3以降の児童は、親よりも 仲間から認められたいという欲求が高まっていく発達段階と言われます。SNSの「いいね」や「相互フォロー」など、他者とのつながりを感じられやすい機能は、子供たちにとって非常に魅力的だと思います。しかしながら、親の知らないところで不特定多数の人物とつながる危険性や長時間使用し続けてしまう心配もあります。

お子様にスマホ等を持たせる時期や理由は、様々だと思います。お子様にスマホを持たせるときには、上手な使い方を肯定しながら、使い方が気になる前に、親子で使い方のルールについて話し合う機会を作っていただければと思います。その際は、ぜひ、お子様に自己決定させてください。例えば、この夏休み、スマホ等を使える時間と使わない時間を決めさせ、使用時間のメリハリをつけさせてみてはいかがでしょうか。

中央小だより7月号

中央小のお母さん

本校の児童は、あいさつが自慢です。朝、校門に立っていると、元気に「おはようございます!」とあいさつしてくれます。なかには、「校長先生、おはようございます。」「○○先生、おはようございます。」と名前を呼びながらあいさつしてくれる 児童もいます。 こうして名前まで呼ばれて 気持ちのよいあいさつ をしてもらうと 、今日もなんだかよいことがありそうな気がして、朝からやる気がわいてきます。

そんな元気なあいさつができる反面、元気が有り余ってなのか分かりませんが、児童同士でトラブルになることもあります。時には、学校外でご迷惑をおかけすることもあります。

先日、保護者の方が、「 近くのコンビニで児童が迷惑をかけそうな様子を見かけたので声をかけました。」と話してくださいました。とてもありがたいことです。声をかけられた児童は「誰?」と聞いてきたそうですが、「中央小のお母さん」と答えると納得した様子で素直に話を聞き、公園に移動していったとのことです。そして、偶然にも児童の移動と保護者の方の帰り道が同じ方向で、児童の後を歩くかたちになってしまったところ、児童から「自分たちだけで大丈夫だから!」とのこと。本校の児童らしいです。

また、別の日には、家を出るのが遅れ、一人で登校していた児童に付き添ってくださった地域の方がいらっしゃいました。いつも見かける児童なので、心配だったからとおっしゃっていました。地域全体で子供たちを大切に育てようと考えてくださる中央小学校区の皆様の地域力を感じます。本当にありがとうございます。

環境が人をつくるといいますが、保護者・地域の皆様の温かいまなざしがあるからこそ、本校の児童は地域の大人を信頼し、子供らしく素直に伸び伸びといられるのだと思います。

今後も、保護者の皆様には「中央小のお父さん」「中央小のお母さん」、地域の皆様には「中央小のおじいちゃん」「中央小のおばあちゃん」になっていただき、地域で心配な児童を見かけたときには、 声をかけてくだされば 幸いです。

 

学校公開・児童引取訓練

6月1日(土)は、たくさんの保護者・地域の皆様にご来校いただき感謝申し上げます。アンケートでは、児童の学習態度・教員の指導について、肯定的な回答をいただきました。

また、児童引取訓練について、今年度は校舎内での引取を実施しました。 学校は災害時の避難所となっており、平成28年の熊本地震でも、耐震補強工事が完了している校舎では、校舎自体が倒壊した被害はないことから実施しました。今後も様々なことを想定し、保護者の皆様に確実に引き取っていただけるよう工夫改善をしてまいります。