2024年1月の記事一覧
【1月22日(月)】
今日は、4年生の教室をのぞいてみました。
1組は学級会を行っていました。今日は6年生を送る会で4年生はどんな出し物をするのか、ということを学級のみんなで話し合っていました。司会も記録もみな子供たちが行い、とても効率よく話合いを進めていて感心しました。「ぼくは、劇がいいと思います。なぜなら、6年生が喜ぶと思うし、大きく表現できるからです。」「人間紙芝居がいいと思います。大きく体を動かせるところがいいと思います。」「合唱がいいです。わけは、音楽会で上手に歌えるようになったので、6年生にもう一度聞いてほしいからです。」など、様々な意見がでました。素晴らしいのは、みんな「6年生を喜ばせたい。」「6年生を感動させたい。」という思いをもって話合いをしていることです。最後まで学級会を見ることができなかったのですが、きっとみんなで納得のいく決定ができたのではと思っています。
2組は、「よりよい信頼関係をつくるために」という学級活動を行っていました。子供たちはタブレットを活用し、自分がされて嫌なことを「jamboard」に書き込みました。「自分の行動をまねされること」「ずるいこと」「煽られる(挑発される)こと」など、様々な内容が書き込まれました。そのあと、その対応についてどうしたらよいかをみんなで話し合っていました。「イライラしてしまったとき、どうしたら心を落ち着けることができるのか。」という話合いでは、「深呼吸する。」「話題を変える。」「楽しいことを考える。」など、具体的な内容や「事情があったのなら仕方ないかと思うようにする。」「自分がイライラした態度をとられたらどう思うかを考える。」など、思いやりあふれる内容の書き込みもありました。
どちらの学級も、生活していく上で出てくる課題を解決するために、子供たちがその考えや思いをのびのびと表現し、自分たちの力で解決に導けるよう話し合っていることに非常に感動しました。
未来を生きる子供たちが健やかに「未来を築く」力を育んでいることをとても嬉しく思いました。