2023年11月の記事一覧
11月22日(水)
今日は、延期になっていた5年生のペース走記録会がありました。全員でしっかりと準備運動をして臨みました。校長は出張のため、走る姿は残念ながら見ることができなかったのですが、応援の保護者の方々もたくさん来てくださり、5年生の子供たちは最後まで一生懸命走り切っていたようです。
続いて、校内音楽会に向けての練習についてご紹介します。今日は、4校時に4年生が体育館で練習に励んでいました。4年生は、合奏曲が、「トロピカル ブルー パラダイス」、歌唱曲が、「それぞれの空」です。合奏曲の練習では、子供たちは、明るいリズムに体を動かしながら真剣かつ、楽しそうに演奏していました。
歌唱曲では、全員が雛壇に集まり、気持ちを合わせて歌いました。口を大きく開けて、一生懸命歌う様子がとても素敵でした。歌い終わった後、どうだったかを聞いてみると、「声が小さかったから、だめだったかな。」と答えてくれ、向上心を感じました。
練習が終わった後の振り返りでは、たくさんの子が積極的に発言していました。「今日初めて1組と2組が合わせて演奏しましたが、合奏は明るく楽しく、合唱はさわやかにできました。」「合奏は音色を合わせて、合唱は声を合わせてできたと思います。」「一人一人の声はまだ小さいけれど、みんなで合わせるときれいな歌声になりました。」などの意見がありました。
大変熱心に練習している4年生の子供たち。指揮者を務める担任との息もぴったりです。本番をどうぞお楽しみに。
【11月21日(火)】
今日の5・6校時、5年生が育て、収穫し、「稲架掛け(はさかけ)」して乾燥させていたお米の脱穀をしました。
今日も、学校応援団、学校ファームの方々がご来校くださり、脱穀機をはじめとする、活動場所の準備をしてくださいました。また、稲作の過程や脱穀機を使う時の安全上の注意なども、丁寧に説明してくださいました。昔ながらの脱穀機を足で回し、稲の束を脱穀機に絡ませて、稲の穂先に実った籾(もみ)を落とします。回った脱穀機から、籾がたくさん飛び出す様子に子供たちから感嘆の声が漏れました。
一人ずつ稲の束を持ち、順番に脱穀しました。「これ、たくさん実っているから、脱穀が楽しみ。」などと言いながら、順番を待ち、自分の順番がくると、一生懸命脱穀機を回して、脱穀しました。
「少し、怖かったな。」「でも、お米がとれる感じが楽しかったです。」など、脱穀の感想を教えてくれました。
この地域の周りには田んぼが無く、稲作体験はなかなか難しいのですが、学校ファームの方々が田んぼの底にビニールシートを敷き、土と水を入れて耕したり、苗を植えた後も、田んぼの様子を何度も見に来てくださったりしたからこそ、今日の脱穀体験ができました。
この後は、籾摺り・精米をしてきます。できあがったお米を見るのがとても楽しみです。
今日、参観してくださった、保護者の皆様、大変ありがとうございました。
【11月20日(月)】
先週は、教育相談日へのご協力ありがとうございました。
いよいよ11月も後半に入りました。12月初めに校内音楽会を実施する予定となっておりますので、今日から少しずつ校内音楽会に向けての練習の様子をご紹介していきたいと思います。
今日は、わかば学級をのぞいてみました。わかば学級の子供たちは、それぞれ交流の学年・学級での発表となりますが、学年・学級での練習は明日から本格的に始まるので、今日は、わかば学級内でそれぞれの学年・学級の課題曲を練習していました。
6年生は、タブレットを活用してヘッドフォンで音楽を聴きながら、歌唱や楽器演奏の練習をしていました。うまくいかないところがあると、自分で機器を操作して繰り返し練習していました。5年生は親善音楽会でも発表した歌唱曲「紡ぐ」をタブレットを活用して練習していました。うまく声が出ないときは、もう一度始めから再生して練習していました。3年生は、モニターで動画を見ながら歌唱曲の練習をしていました。歌うときの姿勢にも気を付けていました。4年生は、タブレットを活用し、各自合奏曲の打楽器練習をしていました。「校長先生、頑張ったよ!」と得意げに演奏する様子を見せてくれました。2年生は、モニターで歌詞を確かめながら歌唱曲の練習をしていました。おなかからしっかりと声を出し、とても上手に歌っていました。
明日からは、それぞれの子が交流の学年・学級に入っての練習が始まります。明るく元気で頑張り屋のわかば学級の子供たちが大活躍する姿が目に浮かびます。
【11月17日(金)】
今日は、2年生の教室をのぞいてみました。
1組では何やら数名の子供たちが、担任教師の前に並んでいました。何をしているのかとよく見てみると、子供たちがかけ算九九を唱えて、それを担任が一人ずつ聞いているのでした。今日は、6の段や7の段に挑戦している子もたくさんいて、苦戦している様子でした。すらすらと言えない場合は、教室の扉のところに掲示されているかけ算九九表を見ながら、練習して、再挑戦します。子供たちは、「ああ、7の段難しいなあ。」「もう一回6の段からやってみよう。」などと言いながら、何度もチャレンジしていました。
2組はテストの最中でした。終わった子からテスト用紙を提出し、その余剰時間では、タブレットをもってきて、「ミライシード」というドリル学習に取り組んでいました。「ミライシード」は様々な教科のドリル学習ができるので、漢字の問題を解いている子や、かけ算の計算に取り組んでいる子など、様々でしたが、自分のペースで楽しく学習を進めていました。
2年生の子供たちは、根気よく、集中して学習に取り組んでいて感心しました。2年生でかけ算九九を習得できると、今後、算数をはじめとする様々な学習で課題を解決する時に、非常に役立ちます。
焦る必要はありませんが、ご家庭でもお子さんのかけ算の練習にぜひご協力いただき、成し遂げた際は思い切りほめてあげてください。
【11月16日(木)】
11月13日(月)、15日(水)、16日(木)の三日間、中央小では、「PAVLIC」という団体の方々にご来校いただき、6年生を対象にワークショップを実施していただきました。
「PAVLIC」は、演劇、ダンス等のパフォーミング・アーツの分野で活躍されている演出家や、実演家などによって組織されている団体です。子供たちのコミュニケーション能力の育成を図るため、本校では、毎年お招きしてワークショップを実施していただいています。
今年も、グループに分かれて活動しました。お題に合わせて言語を使わずにパフォーマンスで表す方法を話し合いながら考え、実演して見合いました。様々なストーリーを子供たち自身の頭で考え、アイデアを出し合って、演じていました。
子供たちからは、「お題は一筋縄ではいかず、四苦八苦しながら作戦を考えました。失敗したけれど、人の接し方についてもう一度考えるきっかけになりました。」「私は、この経験から沢山のことを学びました。これから違う考えを持っている人、気が合わない人に出会うと思うけれど、その人たちにもしっかり向き合ってコミュニケーションをとることが大事だと思いました。」「その場に応じた対応が今後できたらいいなあと思っています。」「思いつかなかった作戦があって、おもしろかったです。学んだことがいろいろありました。」「こんなに演技が楽しいとは思いませんでした。またやってみたいです。」などの感想がありました。
たった3日間、しかも、1日45分ずつでしたが、子供たちは楽しみながら、とても多くのことを学ぶことができたようです。この経験がグローバルな未来を生きていく子供たちにとって、コミュニケーション力の礎になってくれると嬉しいです。