2023年12月の記事一覧
【12月15日(金)】
今日、わかばの教室をのぞいてみると、とても楽しそうに踊っている子がいたので、どんな学習をしているのかと思って、近づいてみると、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲が流れ、みんなで歌っているところでした。
一人が踊りだすと、周りの子もジャンプしたり、体を揺らしたりしながら、楽しく歌い始めました。一曲歌った後は、この曲の中でどんな楽器が使われているかということをみんなで考えました。
子供たちはとても積極的に挙手し、答えていました。「たいこの音が入っています。」「たいこはドーンドーンという音です。」「タンバリンが入っていたと思います。」など、正確に聴き取り、答えていました。
歌を歌った後は、12月2日に開催した校内音楽会の動画をみんなで見ました。6年生の発表になると、わかば学級の6年生の児童がどこで演奏しているかなと、他学年の子が画面の間近までいって、確認していました。
わかば学級は、現在2~6年生で構成されています。少人数ということもあって、通常学級の子供たち以上に友達との関わりが深いです。高学年の子が下の学年の子に教えたり、手伝ったり、休み時間に一緒に遊んだりしています。昨日は、4年生の子供が、2年生の子供に自分が見つけたバッタの抜け殻をあげたんだ、と聞きました。
互いに磨き合って、著しい成長を遂げているわかば学級の子供たち。今後の活躍も本当に楽しみです。
【12月13日(水)】
今日は、3年生の学習をのぞいてみました。
1組は学級会をしていました。今日の議題は、「2学期ありがとうクリスマスパーティーをしよう」で、話合いのめあては、「2学期頑張ったことや、感謝を伝える遊びや工夫を考えよう。」です。
前面に司会・記録が位置し、座席をロの字にしてみんなが向かい合って話合いをしていました。1組の子供たちは、めあてにそって、たくさん意見を発表していました。「椅子取りゲームをやりたいです。お互いに感謝を言いながら椅子取りゲームをすれば、みんなが仲良くなれるからです。」「クリスマスバスケットをやりたいです。隣の人と話して、もっと仲良くなれると思うからです。」など、クラスをよりよくするため、めあてを踏まえてよく考え、話し合っていました。「〇〇さんの意見と似ているんですけど・・・。」や「さっき、△△さんが言っていたんですけど・・・。」など、友達の意見をよく聞き、受け止めた上で自分の意見を延べることができていて、素晴らしいなと思いました。
2組は算数の学習でした。今日は分数を学んでいました。「分母と分子、つまり、お母さんと子供が同じ大きさになると1になります。」と教師が説明すると、子供たちは「なるほど。」とつぶやきながら、解答を求めていました。たくさんの子供が主体的に挙手をして、発言していました。また、ノートを見せてもらうと、大事なところにがわかるように、とてもきれいに書いていて感心しました。「〇〇さんのノートきれいだよね。ぼくのは汚いけど・・・。」と言っている子がいたので、そんなことないですよ、と声をかけましたが、友達のいいところを認めている発言に優しさを感じました。
より良い仲間になろう、より良い生活を作っていこうという姿勢に大きな成長を感じた3年生の姿でした。
【12月12日(火)】
今日の2校時に、「スマホ・ケータイ安全教室」が実施されました。NTTドコモのスタッフにご協力いただき、5・6年生を対象として、オンラインでご講義いただきました。
内容としては、「情報技術の上手な活用とリスクについて」、「自分に起こりそうなことはどれだろう」、「どのくらいのリスク(危険度)があるのか考えてみよう」など、ワークシートに書き込んだり、友達と話し合ったりしながら、学びました。「どのくらいのリスクがあるのかを考えてみよう」では、具体的な対話を例示してくださり、その中から、子供たちがリスクを見つけ、なぜそれが危険として考えられるのかという理由についても、考え話し合いました。
講義を受けた子供たちの感想としては、「スマホの使い方がよく分かった。嫌なことがあったら、直接話し合うのが良いと思った。」「スマホやインターネットはとても便利だけど、使い方を間違えるととても危険だということがわかりました。今後もインターネットのことをよく考えていきます。」「メールで場に合わせた返信や回答で相手との関係が崩れたり、けんかになったり、気まずくなったりする可能性があるので、気を付けたいと思いました。」「一度自分が送ろうとした文面を見直すなどの確認をしてから送ろうと思いました。」「まだスマホを使ったことはないです。インターネットは便利だけど、いろいろなあぶない事があるので、あらためて気を付けたいと思いました。家でルールを決めたいです。」などがありました。
今日は、困ったときの緊急連絡先についても教えていただきました。他者とつながりを深めることはほとんどの場合、良いことです。しかし、そこに大きな危険がいくつも隠れています。図らずも悪者と関わってしまうこともあり、非常に危険です。良い人同士でも、対面でのコミュニケーションの何倍も配慮をしないと、互いに傷つけ合ってしまうことがあります。「ノリで」「面白そうだから」「みんなもやっているから」などで誰かが大きく傷つくことはよくあることです。
これからも、子供たちの健全なコミュニケーション能力の育成を図ることができるよう、教育活動に取り組んでまいります。ご家庭でも、スマホ・ケータイの使い方をよく話し合い、各家庭でのルール作りとマナーの確認を是非お願いいたします。
【12月11日(月)】
今日は、どんよりとした月曜日となりました。小春日和が続いたかと思うと真冬の寒さとなる日もあり、体調を崩しやすい時期です。子供たちも今日は少しだけ欠席者が多かったようです。十分な栄養・睡眠など、各家庭でご配慮いただけると有難いです。
さて、教室で学習をしている子供たちは元気いっぱいです。5年生の教室をのぞいてみると、「あっ、校長先生、こんにちは!」と大きな声であいさつしてくれた子がいて、とても嬉しかったです。5年生が刈り取った稲を学校応援団の方が精米してくださいました。今朝学校にお持ちくださったのですが、ずっしりと重く、今年は5.8㎏分、精米できたとのことでした。教室では、「お米」をテーマに子供たちが調べ活動をしていました。課題は、個々の児童によって様々で、「お米の歴史」「お米を使ったスイーツ」「お米家系図」等、いろいろありました。子供たちは、タブレットを活用してとても上手に検索し、調査していました。
6年生の教室をのぞいてみると、ちょうど卒業アルバムを作成しているところでした。本校では卒業文集もタブレットを活用して書いています。一回読ませてもらったのですが、子供たちの思いの詰まった、素敵な作文ばかりでした。また、6年生の廊下には、6年生の子供たちが「日本の文化」について調査したものが掲示されていました。タブレットを活用してそれぞれの子供たちが表現の仕方にこだわりながらまとめたものです。レイアウトなど、大人顔負けで、感心してしまいました。
ICT機器はあくまで、学習用具です。子供たちが各教科の学びに合わせて、効果的に活用できるよう、これからも支援してまいりたいと思います。
【12月8日(金)】
今日は、3年生の消防署見学でした。歩きで40分くらいかかったのですが、子供たちは元気に行って帰ってきました。消防署の施設・設備、消防車等々、様々なものを見学し、職員の方の説明をしっかりと聞き、そして主体的に質問をしていたようです。
校内では、1年生の教室をのぞいてみました。
1組は、国語の「もののなまえ」の学習でした。子供たちがグループに分かれ、様々なものの名前をひらがなやカタカナで書いて、その絵も一緒に描いていました。どうやらそのカードに書かれた名前と絵を商品として、お店屋さんごっこをするようです。1組の子供たちは、文字も絵もとても上手に書いていて、自信をもってカードを見せてくれました。魚屋さん、お花屋さん、宝石屋さん等々、グループによって、商品の種類が違うようでした。魚屋のグループでは、「これはカニ。きっとすぐに売り切れちゃうよ。」、宝石屋のグループでは、「校長先生はどの宝石がいい?ぼくは、9月生まれだから、サファイヤなんだって。」など、たくさん教えてくれました。
2組は算数の学習でした。問題文を読んで、足し算や引き算の立式と答えを考えていました。「私はね、12-3の時は、12を10と2に分けて、まず、10-3から計算するんだ。」など、計算方法をきちんと説明できる子がいて感心しました。繰り下がりの計算もしっかりできていて、本当に能力が高まってきているなと、感じます。教師からの問いかけにも、はっきりと答えていました。
友達と協力したり、自分でよく考えたりと、主体的に学習に臨んでいる1年生をとても頼もしく思いました。