2024年2月の記事一覧

【2月6日(月)】

 本日の3校時、5・6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。薬物乱用防止啓発事業として講師を招き、薬物の恐ろしさ、誘惑の巧みさ、断り方など、様々なお話をいただきました。

 乱用される違法薬物は、覚せい剤、大麻、ハーブ系の危険ドラッグなど、様々あります。違法薬物を摂取することで脳や神経を壊し、死に至ることもあるのです。また薬物を欲しい気持ちが抑えきれなくなり、大切な家族や友人を失ってしまったり、他人を酷く傷つけてしまったりすることもあります。大切な自分、そして、家族や友人を守るためにも「おかしいな」と思ったら、「相手に悪いかな」と思わずにきっぱり、はっきり断ることが大切だということです。

 この教室に参加して、子供たちは次のような感想を書いていました。

「薬物は怖い。体がボロボロになる。一度使ったら、やめられなくなると聞いたので、絶対にもらわないと思った。」「動画や写真を使って、一生懸命私たちに説明してくれて、感謝します。薬物を進められてもしっかりと断り、健康な脳を保って長生きしていきたいと思いました。」「薬物について今までより詳しく知ることができたし、対策も教えてもらえたので、有意義な時間になったなと思いました。」

 残念ながら、世の中から違法薬物がなくなりません。一人一人が強い意志をもち、自己の人生を大切に生きて行ってほしいと切に願います。

【2月5日(月)】

 昨日の日曜日、令和5年度『家庭の日』推進事業 青少年ー明日へのメッセージ 優良青少年・青少年健全育成功労表彰」が新所沢まちづくりセンターで開催されました。

 中央小からは、「青少年健全育成功労団体」として学校応援団が表彰され、本校の学校応援団コーディネーターである生田さんが表彰式に参加してくださいました。「青少年健全育成功労」とは、子供たちの見守り活動やスポーツ指導、青少年関連の事業への協力など、長年にわたる功労を称え、表彰するものです。

 中央小の学校応援団は、長年にわたって、花壇、生け花、農園、読み聞かせ、登下校の見守りなど、学校生活においてなくてはならない役割を果たしてくださっています。本ホームページにも学校応援団の活動が掲載されていますので、是非、ご覧になっていただければと思います。

 子供たちが安心して豊かに、楽しく学ぶことができているのは、学校応援団の皆様の活動があってこそなのです。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

【2月2日(金)】

 今日は、3年生の教室をのぞいてみました。

 2組は理科の学習でした。今日の問題は「どんなものがじしゃくにつくだろう。」です。子供たちはノートに身の回りの様々な物をかき出し、それがじしゃくにつくかどうか、予想してから実験していました。ノートもとてもきれいに整理して書いてありました。「この缶は、底のところがよくつくけど、蓋の部分はつかないなあ。」「スチール缶はつくけど、アルミ缶はつかないね。」「黒板はよくつくよ。」「扉の上の釘はどうかな。」など、友達と対話したり、協力したりしながら、実験を楽しんでいました。

 1組は音楽室での学習でしたので、急いで見に行ったのですが、ちょうど終わるところとなってしまいました。そこで、少し前になりますが、教室で道徳の学習をした時のことを紹介します。

 「希望と勇気、努力と強い意志」の学習で「すきなことだから 高橋尚子物語」という教材を使って学習しました。高橋選手が子供のころのマラソン大会で転んでしまった時のことについて、タブレットにある「心の数直線」を活用して心の葛藤を考え話し合いました。「転んでしまってつらいけど、頑張りたい。」「走るのが好きだから頑張る。」「けがをしてしまって、自分の体が心配だ。」など、様々な思いについて考え話し合っていました。高橋選手が最後まで頑張ることができた思いについて「適当に走って1位になるより、頑張って走って1位になった方が絶対うれしいと思う。」などの考えを発表していました。最後はオリンピックで金メダルを取った時の高橋選手の動画を見て終わりました。希望に向かい、くじけないでやり抜く姿の逞しさや美しさは子供たちの心に深く残ったのではないかと思います。

 どちらの学級も、子供たちの学習に向かう主体的な姿勢に大変感心しました。

【2月1日(木)】

 昨日は、このコーナーをお休みさせていただきました。申し訳ありませんでした。

 今日の4校時に校内をまわっているいると、体育の学習をしている学級がありました。体育館では、4年2組が跳び箱運動の学習をしていました。ちょうど、開脚跳びや抱え込み跳びの練習をしているところでした。子供たちは順番に練習をしていました。格好良い瞬間を撮影しようと頑張ったのですが、動作があまりにも速くてなかなかいい写真が撮れませんでした。しかし、助走をしっかりして大きくジャンプし、遠くで着地するきれいなフォームが少しだけ撮影できました。子供たちは、「マットがずれたから直そうか。」「もっと手をしっかりつけた方がいいんじゃない。」など、安全を確認しながら協力して練習していました。

 校庭では5年1組が体育をしていました。ちょうど長縄で八の字跳びをしているところでした。「もっと前に出て跳んでみようか。」「今のナイスだね。」など、互いに励まし合って練習しており感心しました。奇跡の一瞬撮れるかな、とカメラを構えると、「校長先生が奇跡の瞬間を撮ってくれるって。」と言って、張り切っていました。

 カメラマンの腕が今一つでいい写真がなかなか撮れなかったのですが、少しだけご紹介します。子供たちが協力し、励まし合いながら、自分の技を磨き、成し遂げようとしている様子が少しでも伝われば嬉しいです。