今日の学校の様子

【3月14日(木)】

 今日は、卒業証書授与式の予行練習がありました。

 中央小学校では、卒業式に4・5年生の在校生も参加して卒業を祝います。そこで、今日は体育館に4~6年生の子供たちが集まって練習をしました。

 練習開始前は、「『旅立ちの言葉』(呼びかけ)を間違える自信がある!」「なんか緊張する。」などとつぶやいていた6年生でしたが、いざ入場となると厳粛に、とても立派な態度を示しており、感心しました。入場する子供たちの姿を見て、予行であるはずなのに、目頭が熱くなりました。

 一人一人の卒業生に「卒業おめでとう。」と言いながら証書(練習用の代替品)を渡すと、さわやかな笑顔で「ありがとうございます。」と言ってくれる子もいて、とても眩しく見えました。

 「旅立ちの言葉」はまだこれから練習して改善しなければならない部分もあるようですが、どの学年の子供たちも、とても真剣に練習に取り組んでいて、心豊かな子供たちを本当に誇らしく思いました。

 卒業式まで、あと1週間と少し。子供たちの晴れやかな「旅立ち」を学校全体で祝福できるよう、準備を進めてまいります。

【3月13日(水)】

 今日は、朝の時間に「学校応援団 感謝の集い」を実施しました。

 学校応援団とは、学校における教育活動、安心・安全確保、環境整備などについて、ボランティアで協力・支援を行う、保護者や地域の方で構成している活動組織です。中央小には、学校ファーム、見守り隊、読み聞かせ、福寿草(フラワーアレンジメント)、花壇、学習支援などの応援団があります。大変長い間、中央小の子供たちのためにご尽力くださっていて、中央小にとって、なくてはならない方々です。

 中央小の子供たちは、とても思いやりがあり、素直にすくすくと成長していますが、学校応援団の方々の愛情が子供たちの成長に大きく関わっていると言って間違いないです。

 感謝の会に向け、全校児童が手紙を書きました。「登下校の時、寒い日も暑い日も私たちを見守ってくれてありがとうございます。『さようなら』とあいさつをしてもらうと、とても嬉しいです。」等、日ごろお世話になっている感謝の思いを手紙にしたためました。

 体育館で感謝の会を実施しましたが、6年生の集会委員が堂々と司会進行をしました。また、代表で3年生と6年生が心をこめて感謝のメッセージを読み、各学年の代表が、応援団の代表の方にみんなの書いたお手紙を渡しました。そしてその後は、感謝の気持ちをこめて、全校児童で歌を送りました。

 学校応援団の方々はとても喜んでくださいました。また、6年生に対してしおりをプレゼントしてくださいました。

 中央小学校では、学校応援団と子供たち、教職員とが、あたたかな関係で結ばれています。人数ももっとたくさん増えればいいなと思っています。新規のメンバーも随時募集していますので、是非、ご入会ください。

 

【3月12日(火)】

 今日から3日間、3年生で「珠算教室」があります。全国珠算教育連盟の方を講師に迎え、各教室で子供たちがそろばんを使った計算の仕方を学びます。

 そろばんは、電気機器と違って、視覚と指先を使うこと、先を見通しながら計算をしていくこと等から、記憶力や創造力を高めると言われています。

 今日は、一位数の足し算、引き算を学習しました。珠算連盟の方のお話をよく聞き、子供たちはそろばんをはじいて計算しました。みんなとても理解が早く、計算も正確にできていて驚きました。代表の子が答えを言うと、みんなで「ご明算!」と言い合いました。

 難しくないかと聞いてみると、「できました!」「私はお母さんがそろばんできるので、教えてもらったんです。」などと答えてくれ、もっともっととたくさんの計算を進めていました。

 明日、明後日と、少しずつ難しい課題が出てくると思いますが、日本古来から伝わる計算道具を使って、計算力・記憶力・創造力を高めるだけでなく、人々の暮らしの知恵にも気づいてくれるといいなと思っています。

【3月11日(月)】

 先週の金曜日は、このコーナーをお休みしました。申し訳ございません。

 今日は、4年生の教室をのぞいてみました。1組は算数の学習で「直方体を作ろう」という課題でした。方眼紙に直方体の展開図を書き、それを切り取って形にしていきます。子供たちは、自分で家から持ってきたいろいろな直方体の箱を身近に置き、それと比較しながら、考え、作成していました。一人一人集中して作業を進めていましたが、時には隣の友達と見比べながら考えていました。展開図を組み立て、実際に目で見ながら、向かい合う面や辺を確かめていました。

 2組は外国語活動の学習をしていました。実は、外国語活動支援員が担任と協力し、先週から今回の授業の準備をしていました。本校の職員にアンケート調査を行い、「何時に起床するか」「好きな食べ物は何か」「得意な教科は何か」などを各職員が答え、それを子供たちに英語で紹介できるように準備をしていました。今日の外国語活動の授業ではそれを紹介し、「Who am I?(私は誰でしょう。)」と問いかけて、その人物を当てるという活動を行っていました。子供たちは少人数のグループになり、英語で紹介された内容を聞きとり、協力して答えを考えていました。私が教室に入ると、一斉に子供たちの目が輝きだしたので、何かなと思っていると、ちょうど私を当てるところだったようです。「校長先生は何時に起きますか?」と子供から問いかけられたので、「I wake up at 5:30.」とつい答えてしまったら、「やっぱり!」と子供たちは大喜びでした。どうやら、答えのヒントを与えてしまったようでした。それでも、そのヒントを聞いていなかったグループもみんな「校長先生!」と当ててくれたので、とても嬉しかったです。

 さて、本日は、3月11日、東日本大震災から13年になります。学校では弔旗を掲げて、弔意を表明しています。地震発生時刻の午後2時46分には、子供たちは下校してしまいますが、職員全員で黙祷を捧げます。

 今年は、能登での痛ましい震災もあったばかりですので、各ご家庭でも被災して亡くなった方や遺族の方々に思いを馳せ、命の大切さ、自然への畏怖、自分の身を守る方法などについて、お話していただけると有り難いです。

 

【3月7日(木)】

 昨日は、このコーナーをお休みして申し訳ございませんでした。

 昨日のことになりますが、5年生の子供たちが社会科見学に行きました。行先は、「味の素冷凍食品関東工場」と「埼玉ピースミュージアム」です。朝の7時に集合し、バスで向かいました。

 味の素冷凍食品関東工場は、群馬県邑楽郡にある工場です。子供たちは、製造ラインを見学通路から見学したり、スイーツの試食をしたりして、大満足の見学となったようです。

 埼玉ピースミュージアムは東松山にある施設で、埼玉県平和資料館ともいうそうです。昭和の戦争資料や、国民学校の教室の様子、防空壕の中などの見学をしました。子供たちは関心をもち、よく学びながら見学したようです。

 帰校した子供たちに声をかけると、「とても楽しかったです。」「勉強になりました。」と答えてくれました。

 朝早くからお弁当の準備など、保護者の皆様には、お手数をかけました。ありがとうございました。

 日頃なかなかできない体験ができ、充実した社会科見学となりました。