2024年3月の記事一覧
【3月11日(月)】
先週の金曜日は、このコーナーをお休みしました。申し訳ございません。
今日は、4年生の教室をのぞいてみました。1組は算数の学習で「直方体を作ろう」という課題でした。方眼紙に直方体の展開図を書き、それを切り取って形にしていきます。子供たちは、自分で家から持ってきたいろいろな直方体の箱を身近に置き、それと比較しながら、考え、作成していました。一人一人集中して作業を進めていましたが、時には隣の友達と見比べながら考えていました。展開図を組み立て、実際に目で見ながら、向かい合う面や辺を確かめていました。
2組は外国語活動の学習をしていました。実は、外国語活動支援員が担任と協力し、先週から今回の授業の準備をしていました。本校の職員にアンケート調査を行い、「何時に起床するか」「好きな食べ物は何か」「得意な教科は何か」などを各職員が答え、それを子供たちに英語で紹介できるように準備をしていました。今日の外国語活動の授業ではそれを紹介し、「Who am I?(私は誰でしょう。)」と問いかけて、その人物を当てるという活動を行っていました。子供たちは少人数のグループになり、英語で紹介された内容を聞きとり、協力して答えを考えていました。私が教室に入ると、一斉に子供たちの目が輝きだしたので、何かなと思っていると、ちょうど私を当てるところだったようです。「校長先生は何時に起きますか?」と子供から問いかけられたので、「I wake up at 5:30.」とつい答えてしまったら、「やっぱり!」と子供たちは大喜びでした。どうやら、答えのヒントを与えてしまったようでした。それでも、そのヒントを聞いていなかったグループもみんな「校長先生!」と当ててくれたので、とても嬉しかったです。
さて、本日は、3月11日、東日本大震災から13年になります。学校では弔旗を掲げて、弔意を表明しています。地震発生時刻の午後2時46分には、子供たちは下校してしまいますが、職員全員で黙祷を捧げます。
今年は、能登での痛ましい震災もあったばかりですので、各ご家庭でも被災して亡くなった方や遺族の方々に思いを馳せ、命の大切さ、自然への畏怖、自分の身を守る方法などについて、お話していただけると有り難いです。
【3月7日(木)】
昨日は、このコーナーをお休みして申し訳ございませんでした。
昨日のことになりますが、5年生の子供たちが社会科見学に行きました。行先は、「味の素冷凍食品関東工場」と「埼玉ピースミュージアム」です。朝の7時に集合し、バスで向かいました。
味の素冷凍食品関東工場は、群馬県邑楽郡にある工場です。子供たちは、製造ラインを見学通路から見学したり、スイーツの試食をしたりして、大満足の見学となったようです。
埼玉ピースミュージアムは東松山にある施設で、埼玉県平和資料館ともいうそうです。昭和の戦争資料や、国民学校の教室の様子、防空壕の中などの見学をしました。子供たちは関心をもち、よく学びながら見学したようです。
帰校した子供たちに声をかけると、「とても楽しかったです。」「勉強になりました。」と答えてくれました。
朝早くからお弁当の準備など、保護者の皆様には、お手数をかけました。ありがとうございました。
日頃なかなかできない体験ができ、充実した社会科見学となりました。
【3月5日(火)】
今日は、厚い雲に覆われて、少し寒く感じる一日となりました。これから雨も降るかもしれません。
そんな寒空の下、1年生が元気に体育の学習をしていました。今日は短縄跳びをしたあと、ゴム跳びの学習をしました。ゴム跳びは、ゴムを多様な形に変形させることで、様々な動きができる運動です。また、ゴム一本でできるので、休み時間などに遊びの中で取り入れることができるという良さもあります。
今日は、二人の子がゴムの両端をもち、様々な高さにして、他の子がその間を跳ぶ、という学習でした。「もっと高くしてみて。」「それじゃ高すぎて跳べないよ。」「〇〇さんは、苦手だから低くしてあげよう。」など、友達と声を掛け合いながら、協力して楽しそうに学習していました。
一方、体育館をのぞいてみると、3年生がソフトバレーボールを使ってゲームをしていました。今日の学習な何ですか、と審判をしていた子に問うてみると、「プレルボールといいます。一回バウンドしてからキャッチして、つないでいきます。一回バウンドしないと相手のボールになるんです。」と、とても丁寧に教えてくれました。
子供たちは、声を出し、友達とルールを確かめ合いながら、一生懸命活動していました。
どちらの学級も、友達と声を掛け合い、元気いっぱいに学習していました。子供たちからまた元気をもらった時間でした。
【3月4日(月)】
今日は、新通学班での一斉下校がありました。PTA地区委員の方々のご尽力により編制された、新しい通学班での一斉下校です。これに先立って、新班長の会議が先日あり、班長としての心構えなどを確認しました。今日は、これまで班長や副班長等を務めてくれた6年生に、全員で感謝の気持ちを伝えると共に、旧班長から、新班長に班長旗を渡すという引継ぎの儀式も行いました。
6年生から、「これから頑張ってください。」「頼んだよ。」等と声をかけ、新しい班長に引き継いでいました。これからは、6年生が班の最後尾に並び、1~5年生の登校の様子を見守り、注意を促していきます。
見守り隊の方々や交通指導員の方々から教えていただいたり、守っていただいたりしながら、中央小の子供たちは通学班で安全に登校することができています。この伝統をしっかりと引き継げるよう、新班長さんには、頑張ってほしいと思います。
さて、本校では風邪やインフルエンザがまた流行し始めているようです。早寝早起き、十分な睡眠、バランスの良い栄養摂取など、今後とも各家庭において、気を付けていただけると有り難いです。どうぞよろしくお願い致します。
【3月1日(金)】
先日の25日(日)のことですが、第34回所沢こどもルネサンスの表彰式が松井公民館で開催されました。所沢こどもルネサンスとは、「所沢のこどもたちに、豊かな文化のたねをとどけたい」「未来にはばたけこどもたち」などといったねらいのもと、ワークショップやベーゴマ教室、人形劇教室、音楽祭などに取り組んでいるものです。その企画の一つとして、「こども文学のひろば」といって市内在住の小・中学生対象に、童話、詩、俳句、短歌などを募集し、審査をして選ばれた子供たちに表彰を行っています。
本校からも、たくさんの応募がありましたが、その中で、6年生の黒澤大澄さんが、「詩」の部門で見事「特選」に輝きました。
校長が表彰式に参加できなかったので、黒澤さんに賞状を持ってきてもらい、校長室で記念撮影をしました。「ぼくらの暑い夏」という題名の黒澤さんの作品は、友達との夏の思い出を生き生きと表し、心が浮き立つようなとても素敵な詩です。
自分の思いがなかなか表現できずに辛い思いをしたり、周りとうまくいかないこともたくさんあります。このような詩や、童話などを書くことによって、子供たちが自己表現することの楽しさや大切さに気付いてくれるといいなと思っています。