今日の学校の様子
【11月20日(月)】
先週は、教育相談日へのご協力ありがとうございました。
いよいよ11月も後半に入りました。12月初めに校内音楽会を実施する予定となっておりますので、今日から少しずつ校内音楽会に向けての練習の様子をご紹介していきたいと思います。
今日は、わかば学級をのぞいてみました。わかば学級の子供たちは、それぞれ交流の学年・学級での発表となりますが、学年・学級での練習は明日から本格的に始まるので、今日は、わかば学級内でそれぞれの学年・学級の課題曲を練習していました。
6年生は、タブレットを活用してヘッドフォンで音楽を聴きながら、歌唱や楽器演奏の練習をしていました。うまくいかないところがあると、自分で機器を操作して繰り返し練習していました。5年生は親善音楽会でも発表した歌唱曲「紡ぐ」をタブレットを活用して練習していました。うまく声が出ないときは、もう一度始めから再生して練習していました。3年生は、モニターで動画を見ながら歌唱曲の練習をしていました。歌うときの姿勢にも気を付けていました。4年生は、タブレットを活用し、各自合奏曲の打楽器練習をしていました。「校長先生、頑張ったよ!」と得意げに演奏する様子を見せてくれました。2年生は、モニターで歌詞を確かめながら歌唱曲の練習をしていました。おなかからしっかりと声を出し、とても上手に歌っていました。
明日からは、それぞれの子が交流の学年・学級に入っての練習が始まります。明るく元気で頑張り屋のわかば学級の子供たちが大活躍する姿が目に浮かびます。
【11月17日(金)】
今日は、2年生の教室をのぞいてみました。
1組では何やら数名の子供たちが、担任教師の前に並んでいました。何をしているのかとよく見てみると、子供たちがかけ算九九を唱えて、それを担任が一人ずつ聞いているのでした。今日は、6の段や7の段に挑戦している子もたくさんいて、苦戦している様子でした。すらすらと言えない場合は、教室の扉のところに掲示されているかけ算九九表を見ながら、練習して、再挑戦します。子供たちは、「ああ、7の段難しいなあ。」「もう一回6の段からやってみよう。」などと言いながら、何度もチャレンジしていました。
2組はテストの最中でした。終わった子からテスト用紙を提出し、その余剰時間では、タブレットをもってきて、「ミライシード」というドリル学習に取り組んでいました。「ミライシード」は様々な教科のドリル学習ができるので、漢字の問題を解いている子や、かけ算の計算に取り組んでいる子など、様々でしたが、自分のペースで楽しく学習を進めていました。
2年生の子供たちは、根気よく、集中して学習に取り組んでいて感心しました。2年生でかけ算九九を習得できると、今後、算数をはじめとする様々な学習で課題を解決する時に、非常に役立ちます。
焦る必要はありませんが、ご家庭でもお子さんのかけ算の練習にぜひご協力いただき、成し遂げた際は思い切りほめてあげてください。
【11月16日(木)】
11月13日(月)、15日(水)、16日(木)の三日間、中央小では、「PAVLIC」という団体の方々にご来校いただき、6年生を対象にワークショップを実施していただきました。
「PAVLIC」は、演劇、ダンス等のパフォーミング・アーツの分野で活躍されている演出家や、実演家などによって組織されている団体です。子供たちのコミュニケーション能力の育成を図るため、本校では、毎年お招きしてワークショップを実施していただいています。
今年も、グループに分かれて活動しました。お題に合わせて言語を使わずにパフォーマンスで表す方法を話し合いながら考え、実演して見合いました。様々なストーリーを子供たち自身の頭で考え、アイデアを出し合って、演じていました。
子供たちからは、「お題は一筋縄ではいかず、四苦八苦しながら作戦を考えました。失敗したけれど、人の接し方についてもう一度考えるきっかけになりました。」「私は、この経験から沢山のことを学びました。これから違う考えを持っている人、気が合わない人に出会うと思うけれど、その人たちにもしっかり向き合ってコミュニケーションをとることが大事だと思いました。」「その場に応じた対応が今後できたらいいなあと思っています。」「思いつかなかった作戦があって、おもしろかったです。学んだことがいろいろありました。」「こんなに演技が楽しいとは思いませんでした。またやってみたいです。」などの感想がありました。
たった3日間、しかも、1日45分ずつでしたが、子供たちは楽しみながら、とても多くのことを学ぶことができたようです。この経験がグローバルな未来を生きていく子供たちにとって、コミュニケーション力の礎になってくれると嬉しいです。
【11月15日(水)】
今日は、3年生の学習をのぞいいてみました。
1組は社会科で「火事からくらしを守る」の学習でした。今日の課題は、「資料をもとに、消防車や道具、仕事にはどのような工夫があるのか考えよう。」です。消防署の施設や消防隊員の写真、タブレットPCの動画を見て、グループで話し合いました。子供たちは写真や動画をよく見て、「梯子があるのは、階段を登るより速いからかな。」「ホースを大人数で持っているのは、ホースが重いからと水の勢いが強いからだね。」「消防士さんの着ている服は人を助けやすく、火や熱に強いものなのかな。」など、大変熱心に話し合っていました。3年生は今週の金曜日、消防署見学に行きます。子供たちは関心を高めて見学してくることと思います。
2組は、音楽科の学習でした。今日のめあては、「合わせて演奏しましょう。」で、音楽会で演奏する「スケーターズワルツ」の主旋律である鍵盤ハーモニカの練習をしていました。ここでも、モニターで動画を見ながら学習を進めていました。うまくできるようになると、モニターを見ずに互いに向かい合って、演奏し、聞き合いました。
視聴覚機器の活用は、一人一人がわかりやすく理解できるとともに、互いに学び合う時にも有効です。3年生の子供たちは、互いに認め合いながら、主体的に学習を進めています。
【11月13日(月)】
週末から、気温が大きく変化し、冬が近づいてきていることを肌で感じるようになりました。
さて、今日も、喜ばしく誇らしい話題を紹介します。11月12日(日)にJAいるま野にて、「第28回農業啓発図画作品コンクール」の授賞式が開催されました。全部で400点を超える応募作品の中で、最優秀賞6点、優秀賞が33点選ばれました。数少ない受賞者ですが、中央小2年生の宮本響さんが、優秀賞に選ばれ、表彰されました。
宮本さんの作品は、色遣いを工夫してのびのびと畑の様子を表現しており、とても素敵です。
審査員の先生から、「夏休みの体験を素直に表現しているもの、描いた人の思いが見る人に伝わってくるものを選びました。」というお話がありました。宮本さんの作品はまさにそのような作品だと思います。
また、「感性は人それぞれ違うものです。自分なりの表現方法を見つけ、描きたいという気持ちを大切に、自分しか描けない絵を描いてください。」とおっしゃっていました。
宮本さんの受賞は中央小にとって非常に誇らしいものですが、これをきっかけとして、子供たちが自分の良さや自分の思いをのびのびと表現することが何より大切である、ということを心に留めてくれると嬉しいです。