今日の学校の様子

【2月13日(火)】

 今日は、児童集会と「さよなら遊び」がありました。あと1月半で6年生が卒業してしまうので、2月27日に6年生を送る会を計画しています。今日の児童集会では、その練習をしました。そして今日の業間休みに行う「さよなら遊び」について各縦割り班で相談しました。

 「さよなら遊び」は年間通して行ってきた、縦割り班で協力して遊ぶ「なかよし遊び」の最終回のことです。今年度のメンバーで共に遊ぶのは今日で最後ということです。1年間一緒に過ごした仲間との活動が最後ということで、子供たちはどことなく寂しそうでした。いつもは6年生が中心となって遊びの計画を立てたり、進行をしたりするのですが、今日は、5年生が中心となって活動していました。

 また、今日は一緒に遊ぶだけではなく、6年生に宛て、「6年生を送る会」の招待状を渡しました。1~5年生が協力して作成した招待状で、5年生が最後の仕上げをしてくれました。招待状をもらった6年生は、嬉しそうな恥ずかしそうな表情で班員の子供たちに声をかけていました。

「1年間楽しかったです。中学にいっても忘れないから、みんなも忘れないでね。」「今日は、5年生がさよなら遊びをやってれて、来年も大丈夫だと安心しました。」

 異年齢でも互いを思いやり、協力して活動するという姿勢は、このように引き継がれていきます。最後までリーダーシップを発揮して班をまとめていた6年生の充実した表情を見て、この経験で得た思いや力をずっと忘れないでほしいなと思いました。

【2月9日(金)】

 今日は、2年生の教室をのぞいてみました。どちらのクラスも算数の学習でした。

 1組は「おもしろもんだいチャレンジ」というところを個々の児童が解いていました。「図をつかって考えよう」とあり、線分図や▢を使って考える問題のようでした。1組の子供たちは、互いに教え合ったり、聞き合ったりして協力しながら進めていました。「ここは▢を求めるのには引き算になるから…。」「一番の問題の式はこれでいいのかな。」など、主体的に学び合っている姿に感心しました。

 2組は、かけ算の式になる文章問題を子供たち自身が作っていました。2×3になるように作ることが課題でした。「おさらにりんごが2こずつのっています。そのおさらが3まいあったら、りんごはぜんぶでなんこでしょう。」「うさぎのすにうさぎが2わずつはいっています。3つすがあったら、うさぎはなんわなるでしょう。」など、様々な問題を考えてノートに書いていました。

 2年生の子供たちは、学習に臨む姿勢も、学力も著しく伸びてきています。これからの成長もとても楽しみです。

【2月8日(木)】

 今日は、クラブ見学でした。

 3年生の子供たちが、来年度所属したいクラブを決めるための参考となるよう、各クラブの活動を見て回りました。

「ぼくはね、今3つのクラブを決めてあるんだ。」「このクラブは、他にどんなことをするんだろう。」などと言いながら、熱心に見学していました。3年生の子供たちはとてもわくわくした様子で各クラブをまわっていました。

【2月8日(木)】

 今日は、第4回PTA運営委員会が実施されました。今年度最後の運営委員会です。運営委員の皆様、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

 会議の後、学校保健委員会を実施しました。本校児童の運動能力の実情と成果や課題、保健面での実態や配慮するべきことなど、本校の保健主事、養護教諭、体育主任よりお話しさせていただきました。

 さらにそのあと、「校長と語る会」を開いていただきました。現PTA会長さんがご発案くださり、私と、PTA会員の方々がコミュニケーションを深める場を作ってくださいました。

 PTA会長が司会をしてくださり、「校長は普段どんな仕事をしているか。」「中央小学校の好きなところは。」「子供のころ、頑張っていたこと。」など、様々な質問をしてくださり、それにお答えしました。

 「子供たちに一番伝えたいことは何ですか。」と聞いてくださったので、一番は決められなかったのですが、「一人一人の子が、自分は大切な存在であるということ、失敗したりうまくいかなかったりしてもよいこと、人と比べるのではなく自分自身が少しずつ成長するということです。」とお答えしました。「保護者に伝えたいことはありますか。」と聞いてくださったので、「中央小の保護者の方々は、あたたかい方ばかりなので、要望などは特にありませんが…。学校には様々な教職員がいます。それぞれ得手不得手もあり、個性もあります。子供たちにはそんな様々な教職員と出会い、人と人との触れ合いの中で学んでいってほしいと思っています。ただし、心配なことや納得のいかないことがあれば、いつでもおっしゃってください。」「教師にとって、叱るという行為は、心をすり減らします。しかし、教師は、子供たちがよりよく成長してほしいと願って、叱ることがあります。それをご理解いただけると嬉しいです。」と伝えました。

 貴重な機会をつくってくださった、PTA会長をはじめとする、PTA会員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

【2月7日(水)】

 昨日もお知らせしましたが、昨日のお話朝会では、自然の美しさや豊かさについて話しました。今回は雪が降ったばかりだったので、「雪」についての表現が様々あるということ、「雪」を使った熟語や慣用句があること、日本人は自然を大切に、自然とともに生きてきたので、そういった言葉が数多くあること、日本の「四季」の魅力は、は海外からも称賛されていること、科学が進歩しても、私たち人間は、自然の中で生かされていること、自然のおかげで生きていられることを忘れてはいけないということ等を伝えました。今回も5年生が感想を書いてくれましたので、紹介したいと思います。

 「銀世界とは、白い雪が輝いているからそう言うんだなと思いました。綿雪や牡丹雪という言葉を聞いて、雪っていろいろな言葉につくんだなと思いました。自分たちは自然の中で生かしてもらっているんだなと、今日のお話で思いました。」「銀世界という言葉はきれいな言葉だと思いました。今度使ってみたいと思いました。」「銀世界は昨日雪が降ったとき見ましたがすごくきれいで雪が光っているように見えました。雪の種類は思っていたよりもたくさんあってびっくりしました。寒さに負けないように過ごそうと改めて思いました。」「校長先生のお話を聞いて、自然の大切さや雪の種類などをしりました。人間は自然と生きてきたので、自然を大切にしていかなければならないと思いました。」「日本はとても自然に恵まれていて、とても豊かだと改めて思いました。冬は『銀世界』など雪景色がとても美しいし、春夏秋冬の四季が外国から見てすばらしいことだとわかりました。これからも自然に感謝し、その大切さを考えてみようと思います。」

 時に脅威や畏怖を感じる自然や気象ですが、未来を生きる子供たちにその「恩恵」を深く感じながら生きていくことを忘れないでほしいと思っています。