今日の学校の様子

【2月20日(火)】

 昨日はこのコーナーをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。

 今日は、体育朝会がありました。今日の体育朝会では、長縄を使い、八の字跳び(並んで順番に跳び、一人一回跳んだら、すぐに抜けて、次と人へと続けていく跳び方)を3分間で何回跳べるか、各学級ごとに計測しました。

 各学級、校庭の決められた場所に分かれて、まずは練習をしました。「ハイ、ハイ、ハイ…。」「おしい!大丈夫、すぐに抜けて!」など、声を掛け合い、リズムをそろえて一生懸命練習に取り組んでしていました。

 そして、本番の3分間。「いつもより、つまずかずに跳べてるよ!」「あと少し頑張れ!」などと言いながら、3分間、八の字跳びを続けました。

 3分間が終わった後は、とび上がって喜んでいるクラスもありました。クラスの最高記録が出たようです。体育主任が「いつもより多く跳べ、記録を更新したクラスはありますか。」と聞くと、半分近くのクラスが嬉しそうに手をあげていました。

 得意な子も苦手な子も励まし合いながら、力を合わせて成し遂げようとする姿がとても素敵でした。

【2月16日(金)】

 昨日のことにはなりますが、4年生の各学級で道徳科の授業をさせていただきました。

 今回は、「いのりの手」というお話を使って、「友達とは…」について、考え、話し合いました。

 「いのりの手」という教材は、ドイツルネサンス期の画家である、アルブレヒト・デューラーとその友人ハンスの若かりし頃のエピソードを基にした内容です。共に働く二人はいずれ絵の勉強をしたいと願っていましたが、何分貧しく、絵の勉強をするほどの金銭的な余裕がありません。ある日、ハンスがデューラーに「一人が働いてお金を稼ぎ、交代で勉強しよう。」と提案し、デューラーを先に勉強に行かせると伝えます。イタリアのベネチアで勉強を始めたデューラーでしたが、勉強が進めば進むほどもっと学びたくなり、なかなかハンスのもとに帰れません。一方ハンスはお金を稼ぐために鉄工所でふらふらになるまで働きます。やっとのことでベネチアでも評判となったデューラーがハンスのもとへ戻ると、ハンスの手は、長い間の力仕事でごつごつにこわばり、絵筆が持てなくなっていました。デューラーは泣きながら、そのハンスの手を書かせてほしいと言い、描きあがったのが、「祈る手」という名作だった、という話です。

 「この二人の『友達』としての関係をどう思いますか。」と聞くと、「相手への思いやりがある二人だと思う。」「自分の夢を相手に任せたんだと思う。」「信頼しあっている二人だと思う。」「それぞれ違う道に進んだけれど、どちらもその仕事で立派になったので、同じ位置に立てたと思う。」などの思いを発表してくれました。

 最後に、「あなたにとっての友達とは…。これまでの自分や今日の授業を振り返って考え、書いてみましょう。」と促しました。子供たちの記述を少し紹介すると、「これまでは、いっしょにいれば友達だと思っていたけれど、デューラーとハンスの話を聞いて、離れていても助け合えるのが友達だと思いました。」「友達は、必要な時に、必要なことをしてくれる。支え合って生きている。」「つらいことがあっても、手を引いて頑張れる人だと思います。見えない『友情』を持つ人。」「ただ仲がいいだけでなく、いつも心の中は同じだよという気持ちがもてる相手。」「けんかしてもなんだかんだ一緒に遊んでる。けんかになるということは一緒に遊んでいるってことだと思います。」「心が通じ合えば、表面上は関係ない。それが友達だと授業で気づきました。」「まちがえているところを教えてくれたり、教えてもらう立場になったり、注意したり、注意されたり、悲しくなったり、とても難しい関係なんだと思いました。そんな友達をつくりたいと思いました。」

 4年生の子供たちは、とても主体的に考え、たくさん手を挙げて発言していました。また、少人数で話し合う時も、真剣に考え、友達と対話していました。子供たちの深い考え方に、授業者である私自身、学ぶことが非常に多くあり、感動してしまいました。子供たちが書いてくれたように、「本当の友達とは」「友情とは」という問題は簡単に答えがでるものではないと思います。今回の授業で、子供たち一人一人がよりよく生きていこうとする上で、友情について、友達としての在り方について、今後も考え続けるきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。

【2月15日(木)】

 本日も「悠遊おやじの会」の方々にご来校いただき、3年生のうどん作り体験を実施しました。今日は、3年2組の活動でした。

 ご存知の方も多いと思いますが、水田の少ない所沢では、昔からうどんが行事の折に膳に上っていました。私も所沢出身ですので、幼いころは、親戚が集まる折には、よく小麦粉を足で踏んでこねて、うどん作りの手伝いをしたものです。ふるさと所沢ゆかりの味を名人からおしえていただくという今回の体験は、子供たちにとって非常に貴重なものと考えています。

 「悠遊おやじの会」は、平成10年に発足した会です。中央小では、途中コロナ禍の間は中断していましたが、平成23年より、うどんづくりの講習会をしていただいています。

 子供たちの感想は、「小麦粉をこねて伸ばすのは固くて大変でしたが、できあがったうどんはとてもおいしかったです。」「おいしかったので、食べ過ぎてしまいました。」「包丁で細く切るのは、調節が難しかったのですが、コツをつかんでうまくできるようになりました。」等でした。

 コロナ禍を経て、今年は4年ぶりの「うどん作り」の復活でしたが、悠遊おやじの会の方々に、丁寧に優しくおしえていただき、子供たちは、ふるさと所沢の名物であるうどんの美味しさ、うどん作りの面白さを実感していたようです。

 

【2月15日(木)】

 桃の節句まで、あと半月。

 今、校長室前には、とても可愛らしいお雛様とお内裏様が飾ってあります。

 図書ボランティアの方が手作りしてくださった非常に貴重な人形です。子供たちも校長室前を通ると興味深そうに見ていきます。素敵な贈り物、大変うれしいです。ご来校の折には、校長室前のお雛様をぜひご覧ください。

【2月14日(水)】

 この度、「悠遊おやじの会」の方々をお招きし、3年生でうどんづくり体験を行うことにしました。

 今日は、3年1組で体験学習をしました。まず、小麦粉の種類やうどんをつくる過程についてわかりやすく教えていただきました。そして実際に小麦粉をこね、ねかせて伸ばし、細く切って、うどんを作っていきました。小グループごとにおやじの会の方々がついてくださり、実演しながら、優しく教えてくださいました。

 子供たちに作っているときの気持ちを聞いてみると、「もちもちして気持ちいい感じです。」「こねればこねるほど、だんだん固くなっていくんです。」と教えてくれました。

 今日は、出来上がったうどんの試食もしました。子供たちに感想を聞いてみると、「おいしくなあれ、とみんなで願いながら、作りました。もちもちしていて、こしもあって、とてもおいしいです。」「とてもおいしいです。お店で出てくるうどんよりおいしい。」と答えてくれました。

 明日は、3年2組が体験学習をしますので、また取材してみたいと思います。

【2月13日(火)】

 今日は、児童集会と「さよなら遊び」がありました。あと1月半で6年生が卒業してしまうので、2月27日に6年生を送る会を計画しています。今日の児童集会では、その練習をしました。そして今日の業間休みに行う「さよなら遊び」について各縦割り班で相談しました。

 「さよなら遊び」は年間通して行ってきた、縦割り班で協力して遊ぶ「なかよし遊び」の最終回のことです。今年度のメンバーで共に遊ぶのは今日で最後ということです。1年間一緒に過ごした仲間との活動が最後ということで、子供たちはどことなく寂しそうでした。いつもは6年生が中心となって遊びの計画を立てたり、進行をしたりするのですが、今日は、5年生が中心となって活動していました。

 また、今日は一緒に遊ぶだけではなく、6年生に宛て、「6年生を送る会」の招待状を渡しました。1~5年生が協力して作成した招待状で、5年生が最後の仕上げをしてくれました。招待状をもらった6年生は、嬉しそうな恥ずかしそうな表情で班員の子供たちに声をかけていました。

「1年間楽しかったです。中学にいっても忘れないから、みんなも忘れないでね。」「今日は、5年生がさよなら遊びをやってれて、来年も大丈夫だと安心しました。」

 異年齢でも互いを思いやり、協力して活動するという姿勢は、このように引き継がれていきます。最後までリーダーシップを発揮して班をまとめていた6年生の充実した表情を見て、この経験で得た思いや力をずっと忘れないでほしいなと思いました。

【2月9日(金)】

 今日は、2年生の教室をのぞいてみました。どちらのクラスも算数の学習でした。

 1組は「おもしろもんだいチャレンジ」というところを個々の児童が解いていました。「図をつかって考えよう」とあり、線分図や▢を使って考える問題のようでした。1組の子供たちは、互いに教え合ったり、聞き合ったりして協力しながら進めていました。「ここは▢を求めるのには引き算になるから…。」「一番の問題の式はこれでいいのかな。」など、主体的に学び合っている姿に感心しました。

 2組は、かけ算の式になる文章問題を子供たち自身が作っていました。2×3になるように作ることが課題でした。「おさらにりんごが2こずつのっています。そのおさらが3まいあったら、りんごはぜんぶでなんこでしょう。」「うさぎのすにうさぎが2わずつはいっています。3つすがあったら、うさぎはなんわなるでしょう。」など、様々な問題を考えてノートに書いていました。

 2年生の子供たちは、学習に臨む姿勢も、学力も著しく伸びてきています。これからの成長もとても楽しみです。

【2月8日(木)】

 今日は、クラブ見学でした。

 3年生の子供たちが、来年度所属したいクラブを決めるための参考となるよう、各クラブの活動を見て回りました。

「ぼくはね、今3つのクラブを決めてあるんだ。」「このクラブは、他にどんなことをするんだろう。」などと言いながら、熱心に見学していました。3年生の子供たちはとてもわくわくした様子で各クラブをまわっていました。

【2月8日(木)】

 今日は、第4回PTA運営委員会が実施されました。今年度最後の運営委員会です。運営委員の皆様、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。

 会議の後、学校保健委員会を実施しました。本校児童の運動能力の実情と成果や課題、保健面での実態や配慮するべきことなど、本校の保健主事、養護教諭、体育主任よりお話しさせていただきました。

 さらにそのあと、「校長と語る会」を開いていただきました。現PTA会長さんがご発案くださり、私と、PTA会員の方々がコミュニケーションを深める場を作ってくださいました。

 PTA会長が司会をしてくださり、「校長は普段どんな仕事をしているか。」「中央小学校の好きなところは。」「子供のころ、頑張っていたこと。」など、様々な質問をしてくださり、それにお答えしました。

 「子供たちに一番伝えたいことは何ですか。」と聞いてくださったので、一番は決められなかったのですが、「一人一人の子が、自分は大切な存在であるということ、失敗したりうまくいかなかったりしてもよいこと、人と比べるのではなく自分自身が少しずつ成長するということです。」とお答えしました。「保護者に伝えたいことはありますか。」と聞いてくださったので、「中央小の保護者の方々は、あたたかい方ばかりなので、要望などは特にありませんが…。学校には様々な教職員がいます。それぞれ得手不得手もあり、個性もあります。子供たちにはそんな様々な教職員と出会い、人と人との触れ合いの中で学んでいってほしいと思っています。ただし、心配なことや納得のいかないことがあれば、いつでもおっしゃってください。」「教師にとって、叱るという行為は、心をすり減らします。しかし、教師は、子供たちがよりよく成長してほしいと願って、叱ることがあります。それをご理解いただけると嬉しいです。」と伝えました。

 貴重な機会をつくってくださった、PTA会長をはじめとする、PTA会員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。

【2月7日(水)】

 昨日もお知らせしましたが、昨日のお話朝会では、自然の美しさや豊かさについて話しました。今回は雪が降ったばかりだったので、「雪」についての表現が様々あるということ、「雪」を使った熟語や慣用句があること、日本人は自然を大切に、自然とともに生きてきたので、そういった言葉が数多くあること、日本の「四季」の魅力は、は海外からも称賛されていること、科学が進歩しても、私たち人間は、自然の中で生かされていること、自然のおかげで生きていられることを忘れてはいけないということ等を伝えました。今回も5年生が感想を書いてくれましたので、紹介したいと思います。

 「銀世界とは、白い雪が輝いているからそう言うんだなと思いました。綿雪や牡丹雪という言葉を聞いて、雪っていろいろな言葉につくんだなと思いました。自分たちは自然の中で生かしてもらっているんだなと、今日のお話で思いました。」「銀世界という言葉はきれいな言葉だと思いました。今度使ってみたいと思いました。」「銀世界は昨日雪が降ったとき見ましたがすごくきれいで雪が光っているように見えました。雪の種類は思っていたよりもたくさんあってびっくりしました。寒さに負けないように過ごそうと改めて思いました。」「校長先生のお話を聞いて、自然の大切さや雪の種類などをしりました。人間は自然と生きてきたので、自然を大切にしていかなければならないと思いました。」「日本はとても自然に恵まれていて、とても豊かだと改めて思いました。冬は『銀世界』など雪景色がとても美しいし、春夏秋冬の四季が外国から見てすばらしいことだとわかりました。これからも自然に感謝し、その大切さを考えてみようと思います。」

 時に脅威や畏怖を感じる自然や気象ですが、未来を生きる子供たちにその「恩恵」を深く感じながら生きていくことを忘れないでほしいと思っています。

【2月6日(火)】

 今朝のお話朝会では、校長の話、生活目標の話、虫歯のない児童の表彰などを行いました。

 虫歯のない児童の表彰については、5年生3名の代表が壇上で表彰状を受け取りました。歯の健康は生きる上で非常に重要です。今後も、歯の健康に関する指導を計画的に実施していこうと考えています。ご家庭でも正しい歯磨きの習慣付けなど、どうぞよろしくお願い致します。

 そしてもう一つ、体育主任より、寄贈されたグローブの紹介がありました。

 皆さんご存知かと思いますが、メジャーリーガーの大谷翔平選手から贈られたグローブです。学校には少し前に届いたのですが、全校児童が集まる場で披露するとよいかと思い、今日の朝会での紹介となりました。

 グローブは3つあり、右利き用、左利き用どちらもあります。大谷選手の思いは「学校に通う子供たちが野球に興味をもってもらいたい。」というものですので、これから各学級に回し、子供たちが手に取って、使えるようにしていきたいと思っています。

 学校関係者各位として、大谷選手からの手紙も添えられていました。そこには、大谷選手の野球に対する熱い思い、子供たちが夢をもって成長していくことへの希望等が書き記されていました。

 子供たちがこのグローブを手にし、大谷選手の「子供たちに夢と勇気を与えたい」という思いが、一人一人の子供たちの心に響いてくれたらいいなと思っています。

 

 

【2月6日(火)】

 昨日から今日にかけて、雪がたくさん降りました。校庭は白一色で埋め尽くされました。そこで、今日のお話朝会では、雪にまつわるお話をしました。銀世界や、新雪、豪雪、淡雪、粉雪、牡丹雪など、雪に関わる様々な言葉を紹介しながら、自然の美しさと大切さについて話しました。

 業間休みには雪が止んできたので、校庭に出て遊んでいいこととしました。子供たちはとても嬉しそうに雪の中を走り回っていました。

 本校は、比較的歩道の整備が進んでいる学区ですので、通常通りの時間での登校としました。子供たちが登校する前、学校の周りや校門から昇降口まで、子供たちが転んだりつまずいたりしないように、職員総出で雪かきをしました。校門前の横断歩道の雪かきをしていると、地域の方が大きなスコップをもって、手伝ってくださいました。また、子供たちが登校してくる通学路を見渡すと、たくさんの地域の方々が雪かきをしている姿がありました。ある職員の話では、私たち職員の手の届かない学校から離れた通学路でも、地域の方々、保護者の方々が雪かきをしたり、見守りをしてくださったりして、子供たちが安全に登校できるようにご配慮くださったとのことでした。

 心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

 お話朝会では、雪にまつわる話と共に、自分たちのために雪かきや見守りをしてくださった方々に、感謝の気持ちを伝えることが大切であることについても話しました。

【2月6日(月)】

 本日の3校時、5・6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。薬物乱用防止啓発事業として講師を招き、薬物の恐ろしさ、誘惑の巧みさ、断り方など、様々なお話をいただきました。

 乱用される違法薬物は、覚せい剤、大麻、ハーブ系の危険ドラッグなど、様々あります。違法薬物を摂取することで脳や神経を壊し、死に至ることもあるのです。また薬物を欲しい気持ちが抑えきれなくなり、大切な家族や友人を失ってしまったり、他人を酷く傷つけてしまったりすることもあります。大切な自分、そして、家族や友人を守るためにも「おかしいな」と思ったら、「相手に悪いかな」と思わずにきっぱり、はっきり断ることが大切だということです。

 この教室に参加して、子供たちは次のような感想を書いていました。

「薬物は怖い。体がボロボロになる。一度使ったら、やめられなくなると聞いたので、絶対にもらわないと思った。」「動画や写真を使って、一生懸命私たちに説明してくれて、感謝します。薬物を進められてもしっかりと断り、健康な脳を保って長生きしていきたいと思いました。」「薬物について今までより詳しく知ることができたし、対策も教えてもらえたので、有意義な時間になったなと思いました。」

 残念ながら、世の中から違法薬物がなくなりません。一人一人が強い意志をもち、自己の人生を大切に生きて行ってほしいと切に願います。

【2月5日(月)】

 昨日の日曜日、令和5年度『家庭の日』推進事業 青少年ー明日へのメッセージ 優良青少年・青少年健全育成功労表彰」が新所沢まちづくりセンターで開催されました。

 中央小からは、「青少年健全育成功労団体」として学校応援団が表彰され、本校の学校応援団コーディネーターである生田さんが表彰式に参加してくださいました。「青少年健全育成功労」とは、子供たちの見守り活動やスポーツ指導、青少年関連の事業への協力など、長年にわたる功労を称え、表彰するものです。

 中央小の学校応援団は、長年にわたって、花壇、生け花、農園、読み聞かせ、登下校の見守りなど、学校生活においてなくてはならない役割を果たしてくださっています。本ホームページにも学校応援団の活動が掲載されていますので、是非、ご覧になっていただければと思います。

 子供たちが安心して豊かに、楽しく学ぶことができているのは、学校応援団の皆様の活動があってこそなのです。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。

 

【2月2日(金)】

 今日は、3年生の教室をのぞいてみました。

 2組は理科の学習でした。今日の問題は「どんなものがじしゃくにつくだろう。」です。子供たちはノートに身の回りの様々な物をかき出し、それがじしゃくにつくかどうか、予想してから実験していました。ノートもとてもきれいに整理して書いてありました。「この缶は、底のところがよくつくけど、蓋の部分はつかないなあ。」「スチール缶はつくけど、アルミ缶はつかないね。」「黒板はよくつくよ。」「扉の上の釘はどうかな。」など、友達と対話したり、協力したりしながら、実験を楽しんでいました。

 1組は音楽室での学習でしたので、急いで見に行ったのですが、ちょうど終わるところとなってしまいました。そこで、少し前になりますが、教室で道徳の学習をした時のことを紹介します。

 「希望と勇気、努力と強い意志」の学習で「すきなことだから 高橋尚子物語」という教材を使って学習しました。高橋選手が子供のころのマラソン大会で転んでしまった時のことについて、タブレットにある「心の数直線」を活用して心の葛藤を考え話し合いました。「転んでしまってつらいけど、頑張りたい。」「走るのが好きだから頑張る。」「けがをしてしまって、自分の体が心配だ。」など、様々な思いについて考え話し合っていました。高橋選手が最後まで頑張ることができた思いについて「適当に走って1位になるより、頑張って走って1位になった方が絶対うれしいと思う。」などの考えを発表していました。最後はオリンピックで金メダルを取った時の高橋選手の動画を見て終わりました。希望に向かい、くじけないでやり抜く姿の逞しさや美しさは子供たちの心に深く残ったのではないかと思います。

 どちらの学級も、子供たちの学習に向かう主体的な姿勢に大変感心しました。

【2月1日(木)】

 昨日は、このコーナーをお休みさせていただきました。申し訳ありませんでした。

 今日の4校時に校内をまわっているいると、体育の学習をしている学級がありました。体育館では、4年2組が跳び箱運動の学習をしていました。ちょうど、開脚跳びや抱え込み跳びの練習をしているところでした。子供たちは順番に練習をしていました。格好良い瞬間を撮影しようと頑張ったのですが、動作があまりにも速くてなかなかいい写真が撮れませんでした。しかし、助走をしっかりして大きくジャンプし、遠くで着地するきれいなフォームが少しだけ撮影できました。子供たちは、「マットがずれたから直そうか。」「もっと手をしっかりつけた方がいいんじゃない。」など、安全を確認しながら協力して練習していました。

 校庭では5年1組が体育をしていました。ちょうど長縄で八の字跳びをしているところでした。「もっと前に出て跳んでみようか。」「今のナイスだね。」など、互いに励まし合って練習しており感心しました。奇跡の一瞬撮れるかな、とカメラを構えると、「校長先生が奇跡の瞬間を撮ってくれるって。」と言って、張り切っていました。

 カメラマンの腕が今一つでいい写真がなかなか撮れなかったのですが、少しだけご紹介します。子供たちが協力し、励まし合いながら、自分の技を磨き、成し遂げようとしている様子が少しでも伝われば嬉しいです。

【1月30日(火)】

 今日の3、4校時に1年生は「昔遊び」を体験しました。今日は、地域の方々12名をお招きして先生になっていただき、1年生の子供たちに、竹馬、こま回し、竹とんぼ、けん玉、あやとり、お手玉等を教えていただきました。

 はじめは、できるのかなと心配していたのですが、地域の先生方に、遊び方や、遊ぶ時のコツなどを優しく丁寧に教えていただき、子供たちはぐんぐんと上手になっていました。

 「校長先生、見て!こま回しができるようになったよ。」「けん玉をやってみるから見ていてね。」とみんな得意そうにできるようになった技を見せてくれました。

 最後に子供たちから地域の先生方にお礼を言い、今日の感想を発表しました。「練習して竹とんぼができるようになって嬉しかったです。」「練習して竹馬に乗れるようになり、思い出になりました。」「あやとりをたくさん教えてもらって嬉しかったです。」など、子供たちは、喜びと感謝を伝えていました。

 これらの遊びは、今はさほど多くは見られなくなってしまいましたが、昔の子供たちがいかに遊びを生み出す天才だったか、生活の知恵を使って遊んでいたのか、ということがよくわかります。1年生の子供たちもこのような遊びに興じることは少ない子がほとんどのようでしたが、今日は新鮮な気持ちで「昔遊び」を楽しめたようです。

 

【1月29日(月)】

 今日は、5年1組で道徳科の授業をさせていただきました。

 先日の5年2組の学習の様子も一緒にご紹介させていただきます。

 今回は、「相互理解,寛容」の学習でした。「銀のしょく台」というお話を使って、「広い心をもつ意味は?」ということをテーマに話し合いました。ご存知の方も多いと思いますが、教材である「銀のしょく台」は、ヴィクトル・ユーゴーによって出版されたフランスの歴史小説「レ・ミゼラブル」の一節です。

 一切れのパンを盗んだことで19年間投獄されていたジャン・バルジャンは、ミリエル司教の教会で温かい食事と寝床を与えてもらいました。しかし、ジャンはその晩、銀の食器を盗んで逃げてしまうのです。翌日警察に捕まえられ、連れ戻されたジャンでしたが、ミリエル司教は「それはあげたものだ。」と言い、さらに銀の燭台(しょくだい)も持って行くようにと差し出す、というお話です。

 ジャンの思いを中心に話し合いましたが、最後に「ミリエル司教がとった行動には、どんな意味があるのか。」ということをもとに、「広い心」の意味を話し合いました。子供たちは、「ミリエル司教はジャンを許して、とても優しく心の広い人だと思う。ジャンは自分の情けなさに気づいた。」「ミリエル司教の広い心によって、ジャンはいかに自分が悪いことをしたのか、わかったと思う。」「広い心は、人を良い心に変えてしまうのではないか。」などの考えが出ました。

 自己の振り返りでは、「私は大切なものを壊された時、許せませんでした。今になっては、どうしてあんなに怒ったのかわかりません。これからは許すことができるようにしたいと思いました。」「ほんの少しのことで怒ったり、少し嫌味な感じになってしまっていました。広い心になるのは難しいです。」「私は、司教のように広い心をもてる人になりたいです。広い心はめぐりめぐって自分に返ってくる、支え合うことだと分かりました。」等がありました。

 最後に、私自信が相手を許せなかった体験と、許したことにより相手が変わった体験を話し、相田みつを氏の詩「セトモノ」を紹介して終わりました。この「セトモノ」という詩は道徳科の学習でよく使われるものです。ぜひ、読んでみてください。

 子供たちの正直な思いやよりよくなりたいという素直な心に接した2時間は、とても楽しく幸せな時間でした。

 

【1月26日(金)】

 今日は、新入児保護者説明会を実施しました。令和6年度に1年生として入学する児童の保護者を対象に、入学までにご準備いただくことついての様々な説明をさせていただきました。

 まずはじめに、在校生児童代表のあいさつがありました。来年度最高学年となる5年生の代表児童2名があいさつをしました。「中央小学校のみんなが大切にしている『3つの宝』について話します。1つ目は『あいさつ』です。2つ目は『黙ピカ清掃』です。3つ目は『友だちの名前』です。いじめのないみんな仲のいい学校にしたいです。」「中央小学校には、優しい先生方や、頼れるお兄さんお姉さんがたくさんいますので、困ったときにはいつでも相談してください。1年生が入学してくるのを、楽しみにしています。」など、心を込めて大変上手に伝えていました。   

 第1部では、所沢市教育委員会社会教育課社会教育指導員より、「大丈夫です!小学校生活」という演題で、お話をいただきました。「子供たちは、入学を控えてわくわく、ドキドキしていますよ。学校へ行きたい、学校楽しいよ、と思えるよう、入学までにしっかり準備したいですね。」「幼稚園や保育園では遊びの中に学びがあります。小学校では、言葉を使って学びます。」「言葉で伝え合う、授業と休み時間を区別する、今から少しずつ変えていけるといいと思います。」など、埼玉県の「子育ての目安『3つのめばえ』」に基づいて、わかりやすくご講義くださいました。

 2部では、入学に向けて準備するもの、保健、給食、諸費用に関すること、集団登校、タブレットの扱い等本校の教職員が説明をいたしました。

 新入児の保護者の皆様、今日はありがとうございました。本校について少しでも多く理解していただき、親子共々安心して入学式を迎えてくれると嬉しいです。ご不明な点、ご不安な点がありましたら、是非中央小にご連絡ください。

【1月25日(木)】

 1月20日(土)、令和5年度「明るい選挙ポスターコンクール」の表彰式が中央公民館ホールで開催されました。中央小では、6年生の猪狩匠生さん、長谷川寿々さん、横井里咲さんの3名が入賞しました。

 残念ながら、表彰式の取材ができなかったので、本日3名の入賞者に賞状を学校にもってきてもらい、校長室で記念撮影をしました。

 3人にインタビューすると、「うれしいです。信じられないです。」「なんで私が選ばれたのかわからないです。」「とてもうれしく思います。」と答えてくれました。

 市役所での作品展示会は期間が終了してしまったのですが、素晴らしい作品と、その功績が認められたことを大変誇りに思っています。