今日の学校の様子

【11月10日(金)】

 今日の1時間目に校庭で1年2組と6年2組の児童が一緒に遊んでいました。6年生の児童に尋ねると、「『みんなで楽しく過ごすために』という国語の学習で話し合って企画しました」とのことでした。毎月、縦割り班遊びでも学校のリーダーとなって下級生をまとめ、楽しい遊びを実施している6年生ですが、今回は1年生との遊びを計画的に話し合って企画していたようです。ドッジボールやサッカー、Sケン(じゃんけん)など、1年生も6年生も笑顔いっぱいに遊んでいました。6年生にしがみついて、離れようとしない笑顔の1年生や、1年生と6年生で自然と手をつないでいる姿が見られました。朝からとても和やかで温かな光景でした。

2時間目には、5年生と6年生が正門付近で集まっていました。今日は5年生が所沢市民文化センター ミューズで開催される小学校親善音楽会に学校の代表として出場します。6年生は昨年度出場した先輩として、見送りに出てきてくれたようです。昨日の5時間目にも、校庭で5年生が6年生の前で合唱を披露し、6年生がアドバイスをしたり激励の言葉をかけたりする様子が見られました。

昨日、「大きな会場で合唱をするのは緊張しますか」という質問に、たくさんの5年生の児童が手を挙げていました。「みんなで合唱をするんだから大丈夫だよ」と勇気づけていた6年生。今日、どんな表情で5年生が戻ってくるのか、きっとすがすがしい表情で戻ってきてくれるのではないかな、と楽しみに待っています。

 

【11月8日(水)】

 今日は、好天に恵まれ、中央小では「ペース走記録会」を実施しました。1・2年生は3分間、3・4年生は4分間。5・6年生は5分間をペースよく走る大会です。子供たちは今日まで、ランニングの練習を重ねてきました。自分と闘って、自己ベストを出せるようにと頑張ってきました。

 開始前に子供たちにどんな気持ちなのか聞いてみると、「頑張ろうと思います。」「楽しく走ります。」など、意欲的な答えが返ってきました。

 子供たちはペアを組み、一人が走っているときは、もう一人がその子のペースをカードに記録していきます。記録をしながら、「もっと、ペースを上げて頑張って!」「少しペースが落ちてきてるよ!」「後、1分ラスト頑張れ!」など、互いを励ます言葉をたくさん伝えていました。走っている子も、それに応えるように、顔を真っ赤にして一生懸命取り組んでいました。

 今日の体験をきっかけとして、体力を高めることの大切さ、互いに励まし合い、認め合うことの素晴らしさを実感してくれたのではないかと思っています。

 応援に来てくださった、保護者の皆様、地域の皆様、本当にありがとうございました。今日、お子さんが帰宅したら、たくさんほめてあげてください。

【11月7日(火)】

 今日は朝から雨となりました。児童朝会を校庭で行う予定だったのですが、急遽室内で放送を通じて実施することとなりました。

 放送室には、計画委員、学級委員、放送委員、美化環境委員、体育委員の委員長が集まり、順番に全校児童に伝えたいことをマイクの前で話しました。

 まず計画委員からは、あいさつ運動についての話がありました。「金曜日に計画委員と学級委員であいさつ運動をしています。みんなで元気なあいさつをしましょう。あいさつが難しい人はお辞儀をするだけでもいいので、あいさつをきちんと返すようにしましょう。」と呼びかけました。また、意見BOXについての紹介も再度あり、「あいさつに関する意見を入れてください。中央小があいさついっぱいの学校になるようにしていきましょう。」と伝えました。

 学級委員からは、赤い羽根募金のお知らせがありました。11月6・7・9・10日に赤い羽根募金の活動をしているそうです。私も早速募金して赤い羽根を名札につけました。学級委員ががんばって募金活動をしているので、お気持ちがあれが協力してほしいです。

 放送委員からは、「みんなが仲良く楽しく学校生活を送れるように、みんなからアンケートをとり、放送で発表しています。」と話し、アンケートに協力してほしいと伝えていました。

 図書委員からは、図書室の本の戻し方について、マナーを守って、きちんと元の場所に戻してほしいということ、また、読書月間の取組についての話もありました。

 最後に体育委員からは、ボールの管理について、ボールが校庭に放置されていることがあるので、各学級でしっかり管理してほしいということ、そして、もう一つは、体育委員会で企画、実施している鉄棒教室へのお誘いでした。低学年はたくさん参加しているようですが、高学年の参加が少ないそうなので、上級生も是非参加してほしいと訴えていました。

 どの委員会も、中央小のみんなのために、中央小の生活をよりよくするために、各委員会で考え、話し合ったことを伝えてくれました。

 未来を生きる子供たちが「Well-being」を実現していくことが今求められています。中央小の子供たちは、その姿勢や思いが育ってきていると感じています。

 

【11月6日(月)】

 今日は、4年生の教室をのぞいてみました。

 1組は、道徳の時間でした。「わたしのいのち」という教材を使って、生命の尊さについて学んでいました。担任がゆったりと教材を読むと、子供たちはとても真剣な表情で聞いていました。今日は、私自身が少々急いでいて、じっくり子供たちの言葉を聞けなかったので、今度はぜひ、子供たちの思いをよく聞いてみたいなと思いました。

 さて、話は変わりますが、今年度、4年生では国語や算数の学習の時に、担任以外にもう1名教師が指導に入って行う、ティームティーチング(一つの授業において二人以上の教員が協力して指導を行うこと)や、少人数指導(一つの学級をさらに分けて、少人数の児童に指導を行うこと)という取組をしています。この取組により、より一層一人一人の子供たちに目が行き届き、問題が解けずに困っている子や、自分の考えがまとまらずに悩んでいる子に個別に対応することができます。子供たちも、「聞きたいことはすぐ先生に聞ける。」という実感があるようです。

 一方で、子供たちが自力で解決したり、友達と話し合い、協力して学習課題に取り組むということも重視しています。

 様々な指導方法や指導体制を工夫して、子供たちが安心して学べるよう、これからも教職員一同、努力して参りたいと思っています。

 

 

【11月2日(木)】

 本日は、学校公開3日目でした。ご来校くださった皆様、本当にありがとうございました。

 さて、今日は、6校時が委員会活動でした。計画委員会では、今、交通安全の大切さについて、全校児童や、地域の方々に伝えたいと考え、活動しています。そこで、今日は、所沢警察署交通課の課長さんと交通総務係の係長さんにご来校いただき、どのように活動を進めていったらよいか、アドバイスをいただきました。

 計画委員の子供たちの案としては、交通安全、特に自転車乗車時のヘルメットの着用などについて、ポスターを掲示したり、地域でアナウンスを流してもらったりしたいと考えています。課長さんは、それをチラシにして配ったり、パトカーからのアナウンスとして流すことができると答えてくださいました。ほかにも、ヘルメットを着用することの重要性や事故を起こさないための努力、例えば交通ルールをしっかり守ることの大切さ、さらには、標識や信号の「色」の意味などを教えてくださいました。

 計画委員の子供たちは、とても真剣に話を聞き、意欲的に質問していました。「事故が起こりやすい場所がわかれば、その場所にあったアナウンスができると思うのですが。」「事故が起こりやすい時間帯を確かめて、その時にアナウンスがあるといいのでは。」「スマホで見られるような注意の仕方はないのでしょうか。」など積極的に聞いていました。

 交通課の課長さん、係長さんお二人から、「とても意欲的な子供たちで、感心しました。」と言っていただきました。

 計画委員では、全校児童が交通安全の意識を高めることを考え、ポスター作りについては、全校児童に呼びかけ、作成してもらうことを計画しているようです。

 みんなのよりよい生活のために、一生懸命考え、取り組んでいる計画委員、これからの活動がとても楽しみです。

【11月1日(水)】

 今日は、学校公開二日目でした。たくさんの保護者・地域の方々にご来校いただきました。ありがとうございました。

 さて、本校の関係者の皆様にはほっとメールでお知らせしているところですが、学校公開で子供たちの学習をご参観いただいた後、有志の方で本校のトイレ掃除をしていただいています。昨日は4名、本日は7名の方がボランティアで1階のトイレをピカピカにしてくださいました。

 外からの砂ぼこりなど、様々な汚れがついたトイレの床、壁、棚など、とても念入りに磨いてくださいました。ブラシでこするのは、とても力がいる仕事ですが、皆さんとても丁寧にお掃除をしてくださいました。赤ちゃんを抱きながらお掃除をしてくださっている方もいて、本当に有難く思いました。

 明日は学校公開最終日となります。もしお時間がありましたら、トイレ掃除のボランティアへのご協力をよろしくお願い致します。

 

再掲載【10月18日(水)】

 今日から、業間ペース走の練習が始まりました。今日からは、ペース走大会に向けての試走練習となりますので、子供たちはみんな体育着に着替えて、練習に臨みました。

 低学年は3分間、中学年は4分間、高学年は5分間と本番と同様の時間を走り続けました。4年生の子は、「今日は全部で8周走りました。」と教えてくれました。なかなか速いペースで走らないと8周は難しいことなので、驚いてしまいました。1年生の子は、「僕は5周走りました。ペース走の練習は疲れるけど楽しい。」と話してくれました。

 また、今日は5時間目に1年2組の学習をのぞいてみました。今日は、外国語活動の学習をしていました。今日のめあては、「いろいろないろをえいごでいってみよう!」でした。AETのネイサンが動画でメッセージを送ってくれ、その中で好きな色や好きな食べ物の話をしてくれたので、そこから自分たちも好きな色を言えるようになろうということで、学習を進めました。

 子供たちが撮影した写真を見て、そこにある色は何色かを考え、様々な色の言い方を英語で練習しました。

 ネイサンが英語で話した内容を、子供たちが、「グレーのシャツを着てるって言っているよ。僕も一緒だ。」「嫌いな食べ物はグリンピースだって。僕も嫌い。」「黒いマスクをつけてるって言ってるんじゃないかな。」とたくさんの子が聞き取ったり、予測して考えたりしていて、感心しました。今日は、一人一人がタブレットを活用して学習していました。子供たちは、とても嬉しそうに何度も色についての英語での言い方を練習していました。

 ペース走も、外国語活動も、一生懸命取り組んでいて、中央小の子供たちは本当に素直で努力家だな、と頼もしく思いました。

再掲載【10月19日(木)】

今日は、ブックトークの3回目。1年生を対象に実施していただきました。本日も所沢市立所沢図書館 富岡文館の職員で、本日は分館長さんが来てくださいました。

 今日のブックトークのテーマは、「しりたがりやはだれだ?」です。好奇心旺盛な1年生にぴったりのテーマでした。紹介していただいた本は5冊で、「こども世界の民話 上(今日はそのなかから『かめのこうらはひびらだらけ』)」、「たまごのなかにいるのはだあれ?」、「くまの子ウーフ」、「アンガスとあひる」、「じてんしゃにのるひとまねこざる」でした。

 「たまごのなかにいるのはだあれ?」を読んでいただいているとき、子供からは「ペンギンの赤ちゃん、かわいいね。」「エンペラーペンギンの卵大きいなあ。」「ウズラの卵は小さいね。」など、様々なつぶやきが出てきました。本の世界に入り込んでいる様子が伝わってきました。また、「じてんしゃにのるひとまねこざる」の時は、「あっ、ジョージだ!」と嬉しそうに目を輝かせていました。

 ブックトークをしてくださった分館長さんから、「今日はとても素直に熱心に聞いてくれて、とても感心しました。」とほめていただきました。また、「今日、聞いていないように見えた子供も、心の中にはきっと記憶として残っているはずです。日々の様々な出来事の中で、今日のことは少しずつ忘れてしまうかもしれませんが、ふとした時に思い出して、本を手に取るきっかけになるといいなと思っています。」と言ってくださいました。また、読書は必ず、「生きる力になる。」とおっしゃっていました。

 今、教室前の廊下には、各学級「読書の木」が掲示され、本を一冊読むごとに葉っぱが一枚ずつ貼られていっています。校庭の葉は少しずつ散ってきていますが、読書の木はこれから葉をいっぱいつけていくことと思います。子供たちの素敵な本との感動的な出会いをこれからも支援していきたいと思っています。

 分館長さんより、イベントのご紹介をいただきました。写真を一緒にアップしますので、関心のある方は、お申込みください。

【10月31日(火)】

 中央小では、今日から11月2日までの3日間、学校公開を行います。2~3校時の公開となります。

 今日も保護者や地域の方々などがご来校くださり、校内の様子や子供たちの学習する様子をご覧になっていました。大変ありがたいです。

 さて、今日はその学校公開の時間に1年生がサツマイモ掘りをしました。学校応援団「学校ファーム」の方々が支援に来てくださり、1年生の子供たちはスコップを手に一生懸命畑の土を掘っていました。

 「なかなか、出てこないよ。」「校長先生見て、こんなのが取れた!」「きゃあ、虫がいた!」など、様々な声をあげながら、子供たちは楽しく作業をしていました。よく見てみると、真ん丸ボール型のサツマイモや、長い根っこがついているサツマイモ、子供の顔より大きいサツマイモなど、様々なものがありました。

 子供たちはやっとのことで掘り上げると、とても嬉しそうにサツマイモを見せてくれました。

 食物を栽培・収穫すると、普段口にしているものは命あるものなのだということが実感できます。「サツマイモ掘り」を通して、子供たちがより一層食の大切さを理解してくれるといいなと思っています。

【10月30日(月)】

 今日は、6年生の学習の様子をのぞいてみました。

 1組は、学級活動で次の「なかよし遊び」の内容を考えているところでした。本校の「なかよし遊び」は異年齢のグループで一緒に遊ぶ活動で、いつも6年生がリーダーとなり、グループ全員が楽しめるような遊びを考えてくれています。中には、クロームブックでネット検索をして、どんな遊びがあるか、1年生から楽しめるゲームはないかと、調べている子もいました。「『私は誰でしょうゲーム』はどうかな。」「このゲームなら、1年生もできそう。」など、友達と話し合いながら熟考していました。

 2組は、校庭でペース走をしていました。ペアを組んで、一人の子が記録係となり、走っている子が1分間毎にどのくらいの距離を走っているかを記録していきます。記録をしながら応援もしていて、「〇〇さん、もっと足上げて走って!」「△△さん、少しペースが落ちてきたよ。頑張って!」「あと1分、もう少し!」など、走っている子の力になるような声かけをしていて、感心しました。

 振り返りでは、「自分はペースが乱れてしまったので、次からは一定のペースで走れるといいなと思います。」など、自分の走り方を分析して、次に生かそうとしていました。

 互いに声を掛け合い、よりよいものを作り上げようとする心、よりよい記録を出そうとする力が高まってきている6年生。その頼もしさを実感しました。