今日の学校の様子
【2月20日(火)】
昨日はこのコーナーをお休みしてしまい、申し訳ありませんでした。
今日は、体育朝会がありました。今日の体育朝会では、長縄を使い、八の字跳び(並んで順番に跳び、一人一回跳んだら、すぐに抜けて、次と人へと続けていく跳び方)を3分間で何回跳べるか、各学級ごとに計測しました。
各学級、校庭の決められた場所に分かれて、まずは練習をしました。「ハイ、ハイ、ハイ…。」「おしい!大丈夫、すぐに抜けて!」など、声を掛け合い、リズムをそろえて一生懸命練習に取り組んでしていました。
そして、本番の3分間。「いつもより、つまずかずに跳べてるよ!」「あと少し頑張れ!」などと言いながら、3分間、八の字跳びを続けました。
3分間が終わった後は、とび上がって喜んでいるクラスもありました。クラスの最高記録が出たようです。体育主任が「いつもより多く跳べ、記録を更新したクラスはありますか。」と聞くと、半分近くのクラスが嬉しそうに手をあげていました。
得意な子も苦手な子も励まし合いながら、力を合わせて成し遂げようとする姿がとても素敵でした。
【2月16日(金)】
昨日のことにはなりますが、4年生の各学級で道徳科の授業をさせていただきました。
今回は、「いのりの手」というお話を使って、「友達とは…」について、考え、話し合いました。
「いのりの手」という教材は、ドイツルネサンス期の画家である、アルブレヒト・デューラーとその友人ハンスの若かりし頃のエピソードを基にした内容です。共に働く二人はいずれ絵の勉強をしたいと願っていましたが、何分貧しく、絵の勉強をするほどの金銭的な余裕がありません。ある日、ハンスがデューラーに「一人が働いてお金を稼ぎ、交代で勉強しよう。」と提案し、デューラーを先に勉強に行かせると伝えます。イタリアのベネチアで勉強を始めたデューラーでしたが、勉強が進めば進むほどもっと学びたくなり、なかなかハンスのもとに帰れません。一方ハンスはお金を稼ぐために鉄工所でふらふらになるまで働きます。やっとのことでベネチアでも評判となったデューラーがハンスのもとへ戻ると、ハンスの手は、長い間の力仕事でごつごつにこわばり、絵筆が持てなくなっていました。デューラーは泣きながら、そのハンスの手を書かせてほしいと言い、描きあがったのが、「祈る手」という名作だった、という話です。
「この二人の『友達』としての関係をどう思いますか。」と聞くと、「相手への思いやりがある二人だと思う。」「自分の夢を相手に任せたんだと思う。」「信頼しあっている二人だと思う。」「それぞれ違う道に進んだけれど、どちらもその仕事で立派になったので、同じ位置に立てたと思う。」などの思いを発表してくれました。
最後に、「あなたにとっての友達とは…。これまでの自分や今日の授業を振り返って考え、書いてみましょう。」と促しました。子供たちの記述を少し紹介すると、「これまでは、いっしょにいれば友達だと思っていたけれど、デューラーとハンスの話を聞いて、離れていても助け合えるのが友達だと思いました。」「友達は、必要な時に、必要なことをしてくれる。支え合って生きている。」「つらいことがあっても、手を引いて頑張れる人だと思います。見えない『友情』を持つ人。」「ただ仲がいいだけでなく、いつも心の中は同じだよという気持ちがもてる相手。」「けんかしてもなんだかんだ一緒に遊んでる。けんかになるということは一緒に遊んでいるってことだと思います。」「心が通じ合えば、表面上は関係ない。それが友達だと授業で気づきました。」「まちがえているところを教えてくれたり、教えてもらう立場になったり、注意したり、注意されたり、悲しくなったり、とても難しい関係なんだと思いました。そんな友達をつくりたいと思いました。」
4年生の子供たちは、とても主体的に考え、たくさん手を挙げて発言していました。また、少人数で話し合う時も、真剣に考え、友達と対話していました。子供たちの深い考え方に、授業者である私自身、学ぶことが非常に多くあり、感動してしまいました。子供たちが書いてくれたように、「本当の友達とは」「友情とは」という問題は簡単に答えがでるものではないと思います。今回の授業で、子供たち一人一人がよりよく生きていこうとする上で、友情について、友達としての在り方について、今後も考え続けるきっかけになってくれたら嬉しいなと思っています。
【2月15日(木)】
本日も「悠遊おやじの会」の方々にご来校いただき、3年生のうどん作り体験を実施しました。今日は、3年2組の活動でした。
ご存知の方も多いと思いますが、水田の少ない所沢では、昔からうどんが行事の折に膳に上っていました。私も所沢出身ですので、幼いころは、親戚が集まる折には、よく小麦粉を足で踏んでこねて、うどん作りの手伝いをしたものです。ふるさと所沢ゆかりの味を名人からおしえていただくという今回の体験は、子供たちにとって非常に貴重なものと考えています。
「悠遊おやじの会」は、平成10年に発足した会です。中央小では、途中コロナ禍の間は中断していましたが、平成23年より、うどんづくりの講習会をしていただいています。
子供たちの感想は、「小麦粉をこねて伸ばすのは固くて大変でしたが、できあがったうどんはとてもおいしかったです。」「おいしかったので、食べ過ぎてしまいました。」「包丁で細く切るのは、調節が難しかったのですが、コツをつかんでうまくできるようになりました。」等でした。
コロナ禍を経て、今年は4年ぶりの「うどん作り」の復活でしたが、悠遊おやじの会の方々に、丁寧に優しくおしえていただき、子供たちは、ふるさと所沢の名物であるうどんの美味しさ、うどん作りの面白さを実感していたようです。
【2月15日(木)】
桃の節句まで、あと半月。
今、校長室前には、とても可愛らしいお雛様とお内裏様が飾ってあります。
図書ボランティアの方が手作りしてくださった非常に貴重な人形です。子供たちも校長室前を通ると興味深そうに見ていきます。素敵な贈り物、大変うれしいです。ご来校の折には、校長室前のお雛様をぜひご覧ください。
【2月14日(水)】
この度、「悠遊おやじの会」の方々をお招きし、3年生でうどんづくり体験を行うことにしました。
今日は、3年1組で体験学習をしました。まず、小麦粉の種類やうどんをつくる過程についてわかりやすく教えていただきました。そして実際に小麦粉をこね、ねかせて伸ばし、細く切って、うどんを作っていきました。小グループごとにおやじの会の方々がついてくださり、実演しながら、優しく教えてくださいました。
子供たちに作っているときの気持ちを聞いてみると、「もちもちして気持ちいい感じです。」「こねればこねるほど、だんだん固くなっていくんです。」と教えてくれました。
今日は、出来上がったうどんの試食もしました。子供たちに感想を聞いてみると、「おいしくなあれ、とみんなで願いながら、作りました。もちもちしていて、こしもあって、とてもおいしいです。」「とてもおいしいです。お店で出てくるうどんよりおいしい。」と答えてくれました。
明日は、3年2組が体験学習をしますので、また取材してみたいと思います。
【2月13日(火)】
今日は、児童集会と「さよなら遊び」がありました。あと1月半で6年生が卒業してしまうので、2月27日に6年生を送る会を計画しています。今日の児童集会では、その練習をしました。そして今日の業間休みに行う「さよなら遊び」について各縦割り班で相談しました。
「さよなら遊び」は年間通して行ってきた、縦割り班で協力して遊ぶ「なかよし遊び」の最終回のことです。今年度のメンバーで共に遊ぶのは今日で最後ということです。1年間一緒に過ごした仲間との活動が最後ということで、子供たちはどことなく寂しそうでした。いつもは6年生が中心となって遊びの計画を立てたり、進行をしたりするのですが、今日は、5年生が中心となって活動していました。
また、今日は一緒に遊ぶだけではなく、6年生に宛て、「6年生を送る会」の招待状を渡しました。1~5年生が協力して作成した招待状で、5年生が最後の仕上げをしてくれました。招待状をもらった6年生は、嬉しそうな恥ずかしそうな表情で班員の子供たちに声をかけていました。
「1年間楽しかったです。中学にいっても忘れないから、みんなも忘れないでね。」「今日は、5年生がさよなら遊びをやってれて、来年も大丈夫だと安心しました。」
異年齢でも互いを思いやり、協力して活動するという姿勢は、このように引き継がれていきます。最後までリーダーシップを発揮して班をまとめていた6年生の充実した表情を見て、この経験で得た思いや力をずっと忘れないでほしいなと思いました。
【2月9日(金)】
今日は、2年生の教室をのぞいてみました。どちらのクラスも算数の学習でした。
1組は「おもしろもんだいチャレンジ」というところを個々の児童が解いていました。「図をつかって考えよう」とあり、線分図や▢を使って考える問題のようでした。1組の子供たちは、互いに教え合ったり、聞き合ったりして協力しながら進めていました。「ここは▢を求めるのには引き算になるから…。」「一番の問題の式はこれでいいのかな。」など、主体的に学び合っている姿に感心しました。
2組は、かけ算の式になる文章問題を子供たち自身が作っていました。2×3になるように作ることが課題でした。「おさらにりんごが2こずつのっています。そのおさらが3まいあったら、りんごはぜんぶでなんこでしょう。」「うさぎのすにうさぎが2わずつはいっています。3つすがあったら、うさぎはなんわなるでしょう。」など、様々な問題を考えてノートに書いていました。
2年生の子供たちは、学習に臨む姿勢も、学力も著しく伸びてきています。これからの成長もとても楽しみです。
【2月8日(木)】
今日は、クラブ見学でした。
3年生の子供たちが、来年度所属したいクラブを決めるための参考となるよう、各クラブの活動を見て回りました。
「ぼくはね、今3つのクラブを決めてあるんだ。」「このクラブは、他にどんなことをするんだろう。」などと言いながら、熱心に見学していました。3年生の子供たちはとてもわくわくした様子で各クラブをまわっていました。
【2月8日(木)】
今日は、第4回PTA運営委員会が実施されました。今年度最後の運営委員会です。運営委員の皆様、1年間大変お世話になりました。ありがとうございました。
会議の後、学校保健委員会を実施しました。本校児童の運動能力の実情と成果や課題、保健面での実態や配慮するべきことなど、本校の保健主事、養護教諭、体育主任よりお話しさせていただきました。
さらにそのあと、「校長と語る会」を開いていただきました。現PTA会長さんがご発案くださり、私と、PTA会員の方々がコミュニケーションを深める場を作ってくださいました。
PTA会長が司会をしてくださり、「校長は普段どんな仕事をしているか。」「中央小学校の好きなところは。」「子供のころ、頑張っていたこと。」など、様々な質問をしてくださり、それにお答えしました。
「子供たちに一番伝えたいことは何ですか。」と聞いてくださったので、一番は決められなかったのですが、「一人一人の子が、自分は大切な存在であるということ、失敗したりうまくいかなかったりしてもよいこと、人と比べるのではなく自分自身が少しずつ成長するということです。」とお答えしました。「保護者に伝えたいことはありますか。」と聞いてくださったので、「中央小の保護者の方々は、あたたかい方ばかりなので、要望などは特にありませんが…。学校には様々な教職員がいます。それぞれ得手不得手もあり、個性もあります。子供たちにはそんな様々な教職員と出会い、人と人との触れ合いの中で学んでいってほしいと思っています。ただし、心配なことや納得のいかないことがあれば、いつでもおっしゃってください。」「教師にとって、叱るという行為は、心をすり減らします。しかし、教師は、子供たちがよりよく成長してほしいと願って、叱ることがあります。それをご理解いただけると嬉しいです。」と伝えました。
貴重な機会をつくってくださった、PTA会長をはじめとする、PTA会員の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
【2月7日(水)】
昨日もお知らせしましたが、昨日のお話朝会では、自然の美しさや豊かさについて話しました。今回は雪が降ったばかりだったので、「雪」についての表現が様々あるということ、「雪」を使った熟語や慣用句があること、日本人は自然を大切に、自然とともに生きてきたので、そういった言葉が数多くあること、日本の「四季」の魅力は、は海外からも称賛されていること、科学が進歩しても、私たち人間は、自然の中で生かされていること、自然のおかげで生きていられることを忘れてはいけないということ等を伝えました。今回も5年生が感想を書いてくれましたので、紹介したいと思います。
「銀世界とは、白い雪が輝いているからそう言うんだなと思いました。綿雪や牡丹雪という言葉を聞いて、雪っていろいろな言葉につくんだなと思いました。自分たちは自然の中で生かしてもらっているんだなと、今日のお話で思いました。」「銀世界という言葉はきれいな言葉だと思いました。今度使ってみたいと思いました。」「銀世界は昨日雪が降ったとき見ましたがすごくきれいで雪が光っているように見えました。雪の種類は思っていたよりもたくさんあってびっくりしました。寒さに負けないように過ごそうと改めて思いました。」「校長先生のお話を聞いて、自然の大切さや雪の種類などをしりました。人間は自然と生きてきたので、自然を大切にしていかなければならないと思いました。」「日本はとても自然に恵まれていて、とても豊かだと改めて思いました。冬は『銀世界』など雪景色がとても美しいし、春夏秋冬の四季が外国から見てすばらしいことだとわかりました。これからも自然に感謝し、その大切さを考えてみようと思います。」
時に脅威や畏怖を感じる自然や気象ですが、未来を生きる子供たちにその「恩恵」を深く感じながら生きていくことを忘れないでほしいと思っています。
【2月6日(火)】
今朝のお話朝会では、校長の話、生活目標の話、虫歯のない児童の表彰などを行いました。
虫歯のない児童の表彰については、5年生3名の代表が壇上で表彰状を受け取りました。歯の健康は生きる上で非常に重要です。今後も、歯の健康に関する指導を計画的に実施していこうと考えています。ご家庭でも正しい歯磨きの習慣付けなど、どうぞよろしくお願い致します。
そしてもう一つ、体育主任より、寄贈されたグローブの紹介がありました。
皆さんご存知かと思いますが、メジャーリーガーの大谷翔平選手から贈られたグローブです。学校には少し前に届いたのですが、全校児童が集まる場で披露するとよいかと思い、今日の朝会での紹介となりました。
グローブは3つあり、右利き用、左利き用どちらもあります。大谷選手の思いは「学校に通う子供たちが野球に興味をもってもらいたい。」というものですので、これから各学級に回し、子供たちが手に取って、使えるようにしていきたいと思っています。
学校関係者各位として、大谷選手からの手紙も添えられていました。そこには、大谷選手の野球に対する熱い思い、子供たちが夢をもって成長していくことへの希望等が書き記されていました。
子供たちがこのグローブを手にし、大谷選手の「子供たちに夢と勇気を与えたい」という思いが、一人一人の子供たちの心に響いてくれたらいいなと思っています。
【2月6日(火)】
昨日から今日にかけて、雪がたくさん降りました。校庭は白一色で埋め尽くされました。そこで、今日のお話朝会では、雪にまつわるお話をしました。銀世界や、新雪、豪雪、淡雪、粉雪、牡丹雪など、雪に関わる様々な言葉を紹介しながら、自然の美しさと大切さについて話しました。
業間休みには雪が止んできたので、校庭に出て遊んでいいこととしました。子供たちはとても嬉しそうに雪の中を走り回っていました。
本校は、比較的歩道の整備が進んでいる学区ですので、通常通りの時間での登校としました。子供たちが登校する前、学校の周りや校門から昇降口まで、子供たちが転んだりつまずいたりしないように、職員総出で雪かきをしました。校門前の横断歩道の雪かきをしていると、地域の方が大きなスコップをもって、手伝ってくださいました。また、子供たちが登校してくる通学路を見渡すと、たくさんの地域の方々が雪かきをしている姿がありました。ある職員の話では、私たち職員の手の届かない学校から離れた通学路でも、地域の方々、保護者の方々が雪かきをしたり、見守りをしてくださったりして、子供たちが安全に登校できるようにご配慮くださったとのことでした。
心から感謝申し上げます。本当にありがとうございました。
お話朝会では、雪にまつわる話と共に、自分たちのために雪かきや見守りをしてくださった方々に、感謝の気持ちを伝えることが大切であることについても話しました。
【2月6日(月)】
本日の3校時、5・6年生を対象に「薬物乱用防止教室」を実施しました。薬物乱用防止啓発事業として講師を招き、薬物の恐ろしさ、誘惑の巧みさ、断り方など、様々なお話をいただきました。
乱用される違法薬物は、覚せい剤、大麻、ハーブ系の危険ドラッグなど、様々あります。違法薬物を摂取することで脳や神経を壊し、死に至ることもあるのです。また薬物を欲しい気持ちが抑えきれなくなり、大切な家族や友人を失ってしまったり、他人を酷く傷つけてしまったりすることもあります。大切な自分、そして、家族や友人を守るためにも「おかしいな」と思ったら、「相手に悪いかな」と思わずにきっぱり、はっきり断ることが大切だということです。
この教室に参加して、子供たちは次のような感想を書いていました。
「薬物は怖い。体がボロボロになる。一度使ったら、やめられなくなると聞いたので、絶対にもらわないと思った。」「動画や写真を使って、一生懸命私たちに説明してくれて、感謝します。薬物を進められてもしっかりと断り、健康な脳を保って長生きしていきたいと思いました。」「薬物について今までより詳しく知ることができたし、対策も教えてもらえたので、有意義な時間になったなと思いました。」
残念ながら、世の中から違法薬物がなくなりません。一人一人が強い意志をもち、自己の人生を大切に生きて行ってほしいと切に願います。
【2月5日(月)】
昨日の日曜日、令和5年度『家庭の日』推進事業 青少年ー明日へのメッセージ 優良青少年・青少年健全育成功労表彰」が新所沢まちづくりセンターで開催されました。
中央小からは、「青少年健全育成功労団体」として学校応援団が表彰され、本校の学校応援団コーディネーターである生田さんが表彰式に参加してくださいました。「青少年健全育成功労」とは、子供たちの見守り活動やスポーツ指導、青少年関連の事業への協力など、長年にわたる功労を称え、表彰するものです。
中央小の学校応援団は、長年にわたって、花壇、生け花、農園、読み聞かせ、登下校の見守りなど、学校生活においてなくてはならない役割を果たしてくださっています。本ホームページにも学校応援団の活動が掲載されていますので、是非、ご覧になっていただければと思います。
子供たちが安心して豊かに、楽しく学ぶことができているのは、学校応援団の皆様の活動があってこそなのです。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
【2月2日(金)】
今日は、3年生の教室をのぞいてみました。
2組は理科の学習でした。今日の問題は「どんなものがじしゃくにつくだろう。」です。子供たちはノートに身の回りの様々な物をかき出し、それがじしゃくにつくかどうか、予想してから実験していました。ノートもとてもきれいに整理して書いてありました。「この缶は、底のところがよくつくけど、蓋の部分はつかないなあ。」「スチール缶はつくけど、アルミ缶はつかないね。」「黒板はよくつくよ。」「扉の上の釘はどうかな。」など、友達と対話したり、協力したりしながら、実験を楽しんでいました。
1組は音楽室での学習でしたので、急いで見に行ったのですが、ちょうど終わるところとなってしまいました。そこで、少し前になりますが、教室で道徳の学習をした時のことを紹介します。
「希望と勇気、努力と強い意志」の学習で「すきなことだから 高橋尚子物語」という教材を使って学習しました。高橋選手が子供のころのマラソン大会で転んでしまった時のことについて、タブレットにある「心の数直線」を活用して心の葛藤を考え話し合いました。「転んでしまってつらいけど、頑張りたい。」「走るのが好きだから頑張る。」「けがをしてしまって、自分の体が心配だ。」など、様々な思いについて考え話し合っていました。高橋選手が最後まで頑張ることができた思いについて「適当に走って1位になるより、頑張って走って1位になった方が絶対うれしいと思う。」などの考えを発表していました。最後はオリンピックで金メダルを取った時の高橋選手の動画を見て終わりました。希望に向かい、くじけないでやり抜く姿の逞しさや美しさは子供たちの心に深く残ったのではないかと思います。
どちらの学級も、子供たちの学習に向かう主体的な姿勢に大変感心しました。
【2月1日(木)】
昨日は、このコーナーをお休みさせていただきました。申し訳ありませんでした。
今日の4校時に校内をまわっているいると、体育の学習をしている学級がありました。体育館では、4年2組が跳び箱運動の学習をしていました。ちょうど、開脚跳びや抱え込み跳びの練習をしているところでした。子供たちは順番に練習をしていました。格好良い瞬間を撮影しようと頑張ったのですが、動作があまりにも速くてなかなかいい写真が撮れませんでした。しかし、助走をしっかりして大きくジャンプし、遠くで着地するきれいなフォームが少しだけ撮影できました。子供たちは、「マットがずれたから直そうか。」「もっと手をしっかりつけた方がいいんじゃない。」など、安全を確認しながら協力して練習していました。
校庭では5年1組が体育をしていました。ちょうど長縄で八の字跳びをしているところでした。「もっと前に出て跳んでみようか。」「今のナイスだね。」など、互いに励まし合って練習しており感心しました。奇跡の一瞬撮れるかな、とカメラを構えると、「校長先生が奇跡の瞬間を撮ってくれるって。」と言って、張り切っていました。
カメラマンの腕が今一つでいい写真がなかなか撮れなかったのですが、少しだけご紹介します。子供たちが協力し、励まし合いながら、自分の技を磨き、成し遂げようとしている様子が少しでも伝われば嬉しいです。
【1月30日(火)】
今日の3、4校時に1年生は「昔遊び」を体験しました。今日は、地域の方々12名をお招きして先生になっていただき、1年生の子供たちに、竹馬、こま回し、竹とんぼ、けん玉、あやとり、お手玉等を教えていただきました。
はじめは、できるのかなと心配していたのですが、地域の先生方に、遊び方や、遊ぶ時のコツなどを優しく丁寧に教えていただき、子供たちはぐんぐんと上手になっていました。
「校長先生、見て!こま回しができるようになったよ。」「けん玉をやってみるから見ていてね。」とみんな得意そうにできるようになった技を見せてくれました。
最後に子供たちから地域の先生方にお礼を言い、今日の感想を発表しました。「練習して竹とんぼができるようになって嬉しかったです。」「練習して竹馬に乗れるようになり、思い出になりました。」「あやとりをたくさん教えてもらって嬉しかったです。」など、子供たちは、喜びと感謝を伝えていました。
これらの遊びは、今はさほど多くは見られなくなってしまいましたが、昔の子供たちがいかに遊びを生み出す天才だったか、生活の知恵を使って遊んでいたのか、ということがよくわかります。1年生の子供たちもこのような遊びに興じることは少ない子がほとんどのようでしたが、今日は新鮮な気持ちで「昔遊び」を楽しめたようです。
【1月29日(月)】
今日は、5年1組で道徳科の授業をさせていただきました。
先日の5年2組の学習の様子も一緒にご紹介させていただきます。
今回は、「相互理解,寛容」の学習でした。「銀のしょく台」というお話を使って、「広い心をもつ意味は?」ということをテーマに話し合いました。ご存知の方も多いと思いますが、教材である「銀のしょく台」は、ヴィクトル・ユーゴーによって出版されたフランスの歴史小説「レ・ミゼラブル」の一節です。
一切れのパンを盗んだことで19年間投獄されていたジャン・バルジャンは、ミリエル司教の教会で温かい食事と寝床を与えてもらいました。しかし、ジャンはその晩、銀の食器を盗んで逃げてしまうのです。翌日警察に捕まえられ、連れ戻されたジャンでしたが、ミリエル司教は「それはあげたものだ。」と言い、さらに銀の燭台(しょくだい)も持って行くようにと差し出す、というお話です。
ジャンの思いを中心に話し合いましたが、最後に「ミリエル司教がとった行動には、どんな意味があるのか。」ということをもとに、「広い心」の意味を話し合いました。子供たちは、「ミリエル司教はジャンを許して、とても優しく心の広い人だと思う。ジャンは自分の情けなさに気づいた。」「ミリエル司教の広い心によって、ジャンはいかに自分が悪いことをしたのか、わかったと思う。」「広い心は、人を良い心に変えてしまうのではないか。」などの考えが出ました。
自己の振り返りでは、「私は大切なものを壊された時、許せませんでした。今になっては、どうしてあんなに怒ったのかわかりません。これからは許すことができるようにしたいと思いました。」「ほんの少しのことで怒ったり、少し嫌味な感じになってしまっていました。広い心になるのは難しいです。」「私は、司教のように広い心をもてる人になりたいです。広い心はめぐりめぐって自分に返ってくる、支え合うことだと分かりました。」等がありました。
最後に、私自信が相手を許せなかった体験と、許したことにより相手が変わった体験を話し、相田みつを氏の詩「セトモノ」を紹介して終わりました。この「セトモノ」という詩は道徳科の学習でよく使われるものです。ぜひ、読んでみてください。
子供たちの正直な思いやよりよくなりたいという素直な心に接した2時間は、とても楽しく幸せな時間でした。
【1月26日(金)】
今日は、新入児保護者説明会を実施しました。令和6年度に1年生として入学する児童の保護者を対象に、入学までにご準備いただくことついての様々な説明をさせていただきました。
まずはじめに、在校生児童代表のあいさつがありました。来年度最高学年となる5年生の代表児童2名があいさつをしました。「中央小学校のみんなが大切にしている『3つの宝』について話します。1つ目は『あいさつ』です。2つ目は『黙ピカ清掃』です。3つ目は『友だちの名前』です。いじめのないみんな仲のいい学校にしたいです。」「中央小学校には、優しい先生方や、頼れるお兄さんお姉さんがたくさんいますので、困ったときにはいつでも相談してください。1年生が入学してくるのを、楽しみにしています。」など、心を込めて大変上手に伝えていました。
第1部では、所沢市教育委員会社会教育課社会教育指導員より、「大丈夫です!小学校生活」という演題で、お話をいただきました。「子供たちは、入学を控えてわくわく、ドキドキしていますよ。学校へ行きたい、学校楽しいよ、と思えるよう、入学までにしっかり準備したいですね。」「幼稚園や保育園では遊びの中に学びがあります。小学校では、言葉を使って学びます。」「言葉で伝え合う、授業と休み時間を区別する、今から少しずつ変えていけるといいと思います。」など、埼玉県の「子育ての目安『3つのめばえ』」に基づいて、わかりやすくご講義くださいました。
2部では、入学に向けて準備するもの、保健、給食、諸費用に関すること、集団登校、タブレットの扱い等本校の教職員が説明をいたしました。
新入児の保護者の皆様、今日はありがとうございました。本校について少しでも多く理解していただき、親子共々安心して入学式を迎えてくれると嬉しいです。ご不明な点、ご不安な点がありましたら、是非中央小にご連絡ください。
【1月25日(木)】
1月20日(土)、令和5年度「明るい選挙ポスターコンクール」の表彰式が中央公民館ホールで開催されました。中央小では、6年生の猪狩匠生さん、長谷川寿々さん、横井里咲さんの3名が入賞しました。
残念ながら、表彰式の取材ができなかったので、本日3名の入賞者に賞状を学校にもってきてもらい、校長室で記念撮影をしました。
3人にインタビューすると、「うれしいです。信じられないです。」「なんで私が選ばれたのかわからないです。」「とてもうれしく思います。」と答えてくれました。
市役所での作品展示会は期間が終了してしまったのですが、素晴らしい作品と、その功績が認められたことを大変誇りに思っています。
【1月25日(木)】
今日の5校時は、6年生を対象に、「平和を語る会」を実施しました。所沢市経営企画部の平和推進事業として、「語り部」の派遣があるということで、申し込み、今日の会が実現しました。戦争体験者の生の声でお話をうかがい、戦争時の苦労や、人々の悲しみ、平和の大切さを学ぶことは非常に意味のあることと考えました。
今日お話をいただいた「語り部」の方は、杉本孝一郎さんという方で、終戦の年は中学3年生だったということです。「昭和20年、1月、終戦が近づいてきたころ、頭の上を戦闘機が通っていきました。操縦士が薄笑いの表情で焼夷弾を落としていくのが見えました。上野は避難をする人たちでごった返していました。防空頭巾は被っていますが、爆弾が頭に落ちたら命はない、そんな日々でした。」「町にはボロボロの恰好をした子供がたくさんいました。幼い子が父は戦争へ、母は行方不明になり、泣きながら彷徨っていました。」など、当時の様子を具体的にお話しくださり、子供たちは真剣に聞き入っていました。話を聞いた後、3人の児童が主体的に質問をしていました。「貨物列車で移動というのは、どういう感じなんですか。」「空襲警報等が頻繁に聞こえては、夜は眠れないのではないですか。」など、質問していました。
語り部の杉本さんは、繰り返しおっしゃっていました。「平和の大切さ、命の大切さをしっかり胸に刻んでほしい。平和でなければ、幸せにはなれません。子供たちが犠牲になるようなことは地球上であってはならないんです。みんなには生きる権利があるんです。」
終戦から79年。命の尊さを今一度よく考え、これからの社会の在り方、これからの自分の生き方を正しく見定める力を養わねばならない、そう強く感じました。
【1月24日(水)】
今日は、5年生のクラスを取材しました。
1組は家庭科の学習でした。昨日もお知らせしましたが、今週は給食習慣です。そこで、給食への感謝の気持ちを込め、食膳台を拭く台布巾を裁縫していました。今日は、作品の仕上げの日だったようで、多くの子が作品カードを書き始めていました。野菜や魚、果物など、給食に関係する絵柄を刺しゅうしました。「給食大好き!」「野菜や果物がいっぱい」など、作品に題名をつけて仕上げていました。力作揃いで、台布巾として使用するのがもったいないくらいです。廊下などに掲示してみんなに見てもらえるといいなと思っています。
2組は道徳の授業をさせてもらいました。1組の授業がこれからなので、詳しいことはお知らせできませんが、子供たちはとてもよく考え、話し合い、生きていく上で大切なことをたくさん学んでいました。2組の子供たちの優しさや思慮深さに感動しました。今日は、授業の様子の写真だけ紹介し、1組の授業が終わりましたら、子供たちの思いや考えを紹介したいと思います。
【1月23日(火)】
中央小学校では今日、「給食感謝の集い」を行いました。1月24日~30日は、全国学校給食週間となっており、本校では22日~26日を給食週間として給食に感謝する取組をしています。
今日は、給食委員が中心となり、全校児童による「給食感謝の集い」を実施しました。
給食委員は、「給食の始まり」を調べて発表したり、給食調理員の一人一人にインタビューし、その内容を紹介したり、調理員に充てて、飛び出す感謝のカードを作って送ったりしました。
調理員のインタビュー内容は「うれしいこと」「大変なこと」「調理員になったきっかけ」「いつも気を付けていること」等様々でした。給食委員の子供たちは、「調理員の〇〇さんがうれしかったことは、『作ってくれてありがとう。』と感謝されたときだそうです。大変だったメニューは揚げパンだそうです。」「〇〇さんは、食管が空になっているととてもうれしいそうです。」等、聞き取ったことをしっかりと紹介していました。
また、給食室で給食が作られている様子を紹介しました。子供たちはとても関心をもって、聞いていました。
そして、1,2年生の代表児童が、栄養士と調理員に充てた手紙を読みました。「私はカレーが大好きです。給食室からいい匂いがすると、おなかがすきます。」「いつも給食を作ってくれてありがとうございます。僕は、フルーツポンチなど甘いものが大好きです。」等、感謝の気持ちを伝えました。
最後に、調理員が1人、代表で挨拶をしました。「調理員は8人いますが、今も給食を作り始めているので、私だけ参加しました。仕事は朝5時に起き、6時前には調理場にきて、午後1時過ぎにならないと一息つけないので大変ですが、この仕事が大好きです。中央小の子供たちを見ていると可愛くて仕方ないです。これからも頑張って作っていこうと思います。」と言っていました。
今日の給食は、いつもより一層美味しく感じられるのではないかと思っています。これからも食を大事にする姿勢、食べられることに感謝をする心を育てていきたいと思います。
【1月22日(月)】
今日は、4年生の教室をのぞいてみました。
1組は学級会を行っていました。今日は6年生を送る会で4年生はどんな出し物をするのか、ということを学級のみんなで話し合っていました。司会も記録もみな子供たちが行い、とても効率よく話合いを進めていて感心しました。「ぼくは、劇がいいと思います。なぜなら、6年生が喜ぶと思うし、大きく表現できるからです。」「人間紙芝居がいいと思います。大きく体を動かせるところがいいと思います。」「合唱がいいです。わけは、音楽会で上手に歌えるようになったので、6年生にもう一度聞いてほしいからです。」など、様々な意見がでました。素晴らしいのは、みんな「6年生を喜ばせたい。」「6年生を感動させたい。」という思いをもって話合いをしていることです。最後まで学級会を見ることができなかったのですが、きっとみんなで納得のいく決定ができたのではと思っています。
2組は、「よりよい信頼関係をつくるために」という学級活動を行っていました。子供たちはタブレットを活用し、自分がされて嫌なことを「jamboard」に書き込みました。「自分の行動をまねされること」「ずるいこと」「煽られる(挑発される)こと」など、様々な内容が書き込まれました。そのあと、その対応についてどうしたらよいかをみんなで話し合っていました。「イライラしてしまったとき、どうしたら心を落ち着けることができるのか。」という話合いでは、「深呼吸する。」「話題を変える。」「楽しいことを考える。」など、具体的な内容や「事情があったのなら仕方ないかと思うようにする。」「自分がイライラした態度をとられたらどう思うかを考える。」など、思いやりあふれる内容の書き込みもありました。
どちらの学級も、生活していく上で出てくる課題を解決するために、子供たちがその考えや思いをのびのびと表現し、自分たちの力で解決に導けるよう話し合っていることに非常に感動しました。
未来を生きる子供たちが健やかに「未来を築く」力を育んでいることをとても嬉しく思いました。
【1月19日(金)】
1月17日~19日の3日間、中央中学校の生徒さんが本校に職場体験として来校してくれました。
今回は中学1年生の5名の生徒さんが来てくれ、中央小の1年生~3年生のクラスに入り、勉強を教えたり、一緒に遊んだりしてくれました。
5人ともとても優しくて明るい方たちで、中央小の子供たちはすぐに仲良くなりました。「中学生のお兄さん、お姉さんが来てくれて、本当に楽しい。」「楽しいし、とても、嬉しい。」と言っていました。
授業中は、わからないところを教えてもらい、休み時間は一緒に鉄棒をしたり、鬼ごっこをしたり、シーソーを押してもらったり、手をつないでもらったりしていました。
3日間を終えて、中学生の5人に、今回体験したことを今後どう生かしていきたいか聞いてみました。5人が口をそろえて「わかりやすく教えるということが上手になった気がしています。」と言っていました。その上で、「中学校でも数学など、早く問題を解き終わったとき、友達にわかりやすく説明できると思います。」「後輩に部活動のことや学校生活のことなどを教えるのは2年生の役目だと思いますが、今回の体験でその練習ができ、勉強になりました。」「小さい子にもわかりやすい言葉で伝えることができるようになったと思います。」「人に対する言葉遣いや接し方がわかってきました。また、先生の立場に立ってみて、いつもは気が付かないことに気づけたと思います。」など、答えてくれました。
とても親切に接してくれた中学生の5人に感謝の気持ちでいっぱいです。今回の職場体験が今後生きていく上での自信になったり、何かにチャレンジする上でのきっかけになったりしてくれると、とても嬉しいです。
【1月18日(木)】
今日は、クラブ活動がありました。
中央小には、8つのクラブがあります。校庭で野球やサッカー等をする「青空スポーツクラブ」、体育館でバスケットボールやドッジボール等をする「体育館スポーツクラブ」、体育館2階で卓球をする「卓球クラブ」、囲碁や将棋、オセロ等をする「ボードゲームクラブ」、料理や裁縫等をする「カルチャークラブ」、身近なものを使って実験をする「サイエンスクラブ」、タブレットを使って掲示物を作成したりゲームをしたりする「パソコンクラブ」、そして漫画やポスター等を作成する「イラスト・まんがクラブ」です。
今日は時間の都合で「ボードゲームクラブ」だけ取材することができなかったのですが、その他のクラブはのぞいてみることができました。
どのクラブも4~6年生が協力して、活動していました。「体育館スポーツクラブ」ではソフトバレーボールを使ってドッジボールをしていました。ボールが2個投入されており、多方面から飛んでくるボールをよけたり、受け止めたりするのが大変そうでしたが、みんなとても楽しそうにプレーをしていました。6年生がボールをキャッチすすると、さりげなく4年生に渡してあげたりして「優しさ」を感じました。「カルチャークラブ」では、クレープづくりをしていましたが、4~6年生が同じテーブルで調理をし、仲良く試食していました。「サイエンスクラブ」でも4~6年生が同じテーブルでやじろべえを作成し、バランスを楽しんでいました。
クラブ活動の目的は、子供たちの望ましい人間関係の形成と、個性の伸長、そして自主的・実践的な態度を育てることです。自分の選んだクラブに所属し、異学年と協力しながら活動することは楽しみと同時に学ぶことも多いはずです。
今後は、3年生が来年度、どのクラブに所属を希望するか考えるために、見学や体験を行います。子供たちが心から楽しめるクラブ活動をこれからも実現していきたいと思います。
【1月17日(水)】
今日は、わかば学級の学習をのぞいてみました。
わかば学級は1~3組まであり、異年齢で学級を編制しています。よって、学級ごとに一緒の課題で学習する時間、3学級全体で一緒に学習する時間、個々に違う課題で学習する時間など、様々な学習形態があります。
1組をのぞいた時は、学級全体で一つの課題で学習を行っていました。算数の学習で、様々な物の値段を硬貨で支払うとしたら、どうするかという課題でした。硬貨を描いたカードを活用して、350円は100円玉が3つと50円玉が一つ、66円は50円玉、10円玉、5円玉、1円玉それぞれ1枚ずつ、など個々の児童が硬貨カードを数えて取り出していました。どの子もとてもスムーズに問題を解いていました。それが終わると、プリント学習に入るのですが、プリントの内容はそれぞれの学習状況によって、難易度が様々なものが配られました。担任だけでなく、介助員の手を借りながら、根気よく問題を解いていました。
2組は国語でした。ある子は説明文の読解、ある子は物語づくり、またある子は線のなぞり書きなど、児童の発達段階や学習状況によってなる学習内容で授業に臨んでいました。
3組をのぞいてみると、ほとんどの児童の姿が見えないのでどうしのかと思っていると、その時間は、1組に集まって、全員で生活の学習をしていました。今日は、いす取りゲームをみんなで行いました。「いすをとられても怒ったり、泣いたりしないこと」「無理やり椅子を奪ったりしないこと」など、ルールやマナーを学びながら、ゲームをしていました。はじめは4年生の子が椅子に座ることができませんでしたが、いじけたり、おこったりしませんでした。次は2年生の子が椅子をとることができませんでしたが、「あははは。」と笑いながら、明るく引き下がっていました。一番俊敏性のある6年生がいすを取れない場面もありました。もしかすると、気を使って椅子を譲ってくれたのかと思い、声をかけると、恥ずかしそうにしていました。
わかば学級は共に学び、共に生活する中で、他の学級以上の強い絆が生まれていると感じます。これからも個々の良さを十分に生かせるよう、のびのびと成長していってほしいと思います。
【1月16日(火)】
今朝、体育朝会がありました。冷たい空気の中でしたが、子供たちは体育着に着替え、元気に校庭に集合しました。
今日の体育朝会の内容は「体つくり運動」でした。めあては、「体を大きく使って、ボールを送ろう。」です。各学級2列ずつで整列し、先頭の子がボールをもって、スタートの合図でボールを後ろに送るという活動です。
ボールの送り方は、振り向かずに頭の上を通して、投げずに送ります。その時に体を大きく反らさないと送れないわけです。また、4~6年生は、頭上だけでなく、股下からも送ります。頭上、股下と交互に送る方法を変えていきます。股下を通すときは、前屈をしないと送れません。子供たちは「ああ、届かない。」「もっと早く送って。」などと言いながら一生懸命練習しました。
また、ボールを送ったら、急いで一番後ろに並びなおし、列が途切れることなく、ボールを後ろに送り続けるのです。校庭の前から、後ろまで次々とボールを送る活動をしました。スタートの合図で始めましたが、さすがに6年生は素早く、1年生はボールを落とさないように丁寧にボール送りをしていました。
ボールを使って楽しみながら後屈・前屈をすることで、柔軟性や体幹を鍛えます。やり方を工夫すれば、家の中でもできると思うので、よかったら、家族でチャレンジしてみてください。
凍えるような朝ではありましたが、子供たちの笑顔と元気な声で中央小の校庭は暖かい空気に包まれたのでした。
【1月15日(月)】
今日は、教職員の様子を少しだけご紹介したいと思います。
子供たちが下校した後、教職員はどんなことをしているかご存知でしょうか。
子供たちの作品の評価、教室の掲示、今後の授業・学校行事の準備、教材の作成、校舎内外の整備、保護者への連絡、そして、職員会議や各担当部会の会議等々様々な仕事をしています。
また、子供たちの充実した学びのために、よりよい教育が実現できるよう、教職員自身も指導力を磨く勉強、いわゆる「研修」をしています。今日は、倫理研修といって、子供たちが安心して学校生活を送るために、教職員事故根絶のための研修を行いました。中央小では倫理研修は年間10回、テーマを決めてゆっくり時間をとって行うとともに、日常的にも、教職員事故の事例などを参考にして考え、学んでいます。
今日は、交通事故防止をテーマとした研修でした。教職員の中で分担して進行役を決めて互いに学び合い、最後に管理職より指導をするという形式です。今日は自動車会社のサイトを活用して、「こんな時は何に気を付けて運転すべきか、歩行すべきか。」などを学び合いました。
「考え事をしながら運転してしまうと危ないなと思う。」「朝日や西日など、不意に眩しくて見えづらくなる時は注意が必要。」など、自分たちの経験を出し合い、これからもさらに気をつけねばならないことを確認しました。
倫理研修はこの他にも「個人情報の管理」や「会計事故の防止」、「体罰や不適切な指導の防止」等、様々なテーマで学んでいます。教職員も一人の人間ですので、間違いが全くないということはないのですが、決して間違えてはいけないこともあります。子供たちのために、絶対に間違えてはいけないことを間違えないように、間違いを未然に防ぐことができるように、各自の意識を高めたり、教職員相互で確かめ合ったり、注意を促し合ったりしています。これからも研修を重ね、子供たちが安心して学べる中央小学校を継続していきます。
【1月12日(金)】
今日は、避難訓練を実施しました。今回の避難訓練は、子供たちがいざという時に主体的に判断し、行動できるよう、子供たちには知らせないで実施するという計画を立てました。よって、学校だよりや学年だよりなどに、本日の避難訓練の予定は記載していません。訓練の音が聞こえる近隣の方々へのご案内のみとしました。
業間休みに地震が発生し、その後理科室より出火という想定で行いました。訓練の開始時は、多くの児童が校庭で遊んでいましたが、地震のアラームと放送が聞こえると、みんな校庭の真ん中に集まり、頭をかかえて姿勢を低くしました。とても主体的に行動でき、感心しました。その後、火事が起きたため校庭に避難するように、との放送が入ると、校舎内にいた児童も、教師引率のもと、速やかに校庭に避難しました。
避難訓練実施後、令和6年能登半島地震について、話しました。今多くの人々が避難生活を送っており、非常に辛く、悲しく、不便な思いをしていること、200人を大きく超える方々が亡くなってしまったこと、困難ははかり知れないけれども、命があれば未来へ向かうことができること、などを話しました。子供たちはとても真剣に聞いてくれました。「地震や火事はいつ起きるかわかりません。自分の命を確実に守れるよう、しっかりと行動しましょう。」と伝えると、多くの児童が大きな声で「はい!」と答えてくれました。
ご家庭では、本日の訓練についてお子さんの話を聞いていただき、震災への備えについて家族で話し合っていただけると大変有難く思います。どうぞよろしくお願いいたします。
【1月11日(木)】
今日は、委員会活動の日でした。
以前もお知らせしましたが、計画委員会では、所沢警察署の職員の方々にご協力いただきながら、交通安全についてのみんなの意識を高める取組を行っています。
計画委員会は、冬休み前、交通安全や交通ルールの大切さを訴えるポスターの募集をしました。すると30人くらいの児童が冬休みにポスターを描いてきてくれました。今日は、その中からチラシに印刷するものをみんなで選びました。今日は所沢警察の職員の方もご参加くださり、ご助言をいただきながら選抜しました。
「これは、いい例と悪い例がどちらも描かれているから比較できていいな。」「これは色の組み合わせが目立つからパッと見てわかっていいね。」「このポスターは自転車を運転している人の目線で描かれているからわかりやすいよ。」など、熱心に話し合っていました。
選ばれたポスターはこれから画像を読みこみ、チラシに印刷していく予定です。
ポスターの選抜が終わった後は、先日計画委員の声で録音した交通安全の呼びかけをパトカーから流してもらいました。これから、市内で中央小学校の計画委員の音声がパトカーから流れる予定です。交通安全についてとても重要なことを訴えかけていますので、是非、お聞きください。
子供たちは、自分たちの生活をよりよくしていこうと真剣に考え、計画し、実行しています。これからも、子供たちの発案を大切に、取り組んでいきたいと思っています。
【1月10日(水)】
今朝は、学年集会がありました。校庭、体育館、学年ルームなど、様々な場所に各学年で集合して、3学期を過ごす上で大切なことについて、学年担当の教師から話を聞きました。
低学年は校庭で行いました。1年生は、手洗い・うがいの風邪予防など基本的な生活習慣に関わる話でした。2年生は、令和6年能登半島地震の話題から、災害への備え、命を重んじること、安全な過ごし方の話などがありました。また、春の七草の話題もあり、子供たちは「芹、薺、御形、繁縷、仏の座、菘、蘿蔔…。」と教師の後を続けて唱えていました。
4年生は、校庭で学年集会を行いました。昨日お伝えした、2024年中央小の漢字一文字、「優」という文字が提示され、どんな時も優しさが重要であることについての話などを聞きました。3年生は学年ルームで行っていたので、取材しようと急いで向かったのですが、終わってしまった後でした。それでも、各学級静かに立派な態度で教室に戻る様子が見られ、感心しました。
高学年は、体育館の1階が6年生、2階が5年生で学年集会を行っていました。
5年生の方では、2月末に実施される「6年生を送る会」についての話がありました。どんな内容で行うか、どんな準備があるか、実行委員はどうするか、そしてどんな思いで会に臨むかなど、次のリーダーを担う上で必要なことついてなどの話を聞きました。
一方6年生の方は、卒業証書授与式に向けて、どんな思いでこれから過ごしていくのか、卒業式に向けてどんな準備や練習が必要かなどの話を聞きました。
各学年、子供たちは教師の話を真剣に聞き、励ましの言葉をかけると、元気な声で「はい!」と応えていました。進級、進学までの3か月間、子供たちが目標をもち、1日1日を大切に過ごしてほしいと思っています。
【1月9日(火)】
今日は、3学期の始業式です。
朝校門に立っていると、子供たちが元気な声と明るい顔で「おはようございます!」と言ってくれ、心から嬉しくなりました。中には目の前まで来てくれて、「校長先生、今年もどうぞよろしくお願いします。」と頭を下げてくれる子もいて大変感動しました。何より、子供たちと互いに元気な姿で再開できたことが本当に幸せなことと感じました。
始業式では、校長挨拶の中で、中央小学校2024年の漢字一文字を発表しました。今回は、172名から70文字の応募があり、昨年末に教職員で投票を行って決めました。
中央小学校の今年の漢字一文字は「優」という字です。「誰もが優しい気持ちで過ごし、みんなが楽しく1年を過ごせるようになってほしい。」「みんなが優しくなっていじめのない学校になってほしい。」「人々が心から優しくなってほしい。」等の応募理由に心を打たれました。年明けからの大きな自然災害や、航空機の事故など、日本の中にも、世界の中にも、大変辛い思いをしている方がたくさんいます。しかし、それを助けたり、支えたりするのは人の優しさと知恵、力であることを子供たちに話し、自分の大切な命を再確認するとともに、様々な立場の人に寄り添えるような人になってほしいと伝えました。詳しくは学校だよりに掲載しましたので、よろしかったら、ご覧ください。
校長挨拶の後は、児童代表のあいさつがありました。児童会計画委員の委員長のあいさつでしたが、とても立派な態度で話をしていました。「頑張りたいことは3つあります。1つ目は、挨拶です。僕たちが中央小学校を卒業しても、全学年が挨拶をしっかりできるように、3学期は高学年が手本となっていきたいです。2つ目は、小学校の学習内容の復習です。3つ目は、クラブや委員会活動で6年生としての役割をしっかり果たすということです…。」など、最高学年として、もうすぐ卒業する者として、後輩に受け継ぎたい思いを堂々と述べていました。
校歌を歌い、始業式が終わった後、賞状伝達をしました。今回は、「身体障害者福祉のための埼玉県児童生徒美術展覧会」、「郷土を描く児童生徒美術展覧会」の入賞者を表彰しました。非常に価値の高い賞を受けた児童もおり、全校で入賞者を称えました。
いよいよ今日から3学期がスタートしましたが、子供たちが目標を立てて、昨日より今日、今日より明日へと日々成長していけるよう、教職員一同、力を尽くしてまいりたいと思っています。2024年もどうぞよろしくお願い致します。
【12月22日(金)】
今日は、いよいよ第2学期の終業式となりました。
式では、校長の話として、画像を使いながら2学期の主な行事を振り返り、子供たち一人一人が「昨日より今日、今日より明日へ」とこれまでの自分を乗り越えて成長していけるよう努力してきたことを称賛しました。また、2023年中央小の漢字一文字が「幸」であったことから、年末には、今年1年で幸せだったことを思い返してほしいと話しました。そして、何より今ここに命があること、元気でいられることが幸せであることを忘れないほしいと伝えました。
校長の話の後は、「児童代表の言葉」として、1~6年・わかば学級の代表者が壇上で、「2学期に頑張ったこと」などを発表しました。
代表の子供たちは、「自分たちで行動することを頑張りました。」「仲間と協力することを頑張りました。協力することで大きな力を得ることができました。」「自分の考えを伝えることを頑張りました。自分と友達の考えが違っても受け止めることができ、友達にも自分のことを知ってもらうことができました。」「音楽会では、みんなと教え合い、力を合わせて演奏できました。」等と振り返っていました。主体的に行動すること、他者と協力し合って困難なことも成し遂げようとすることなど、生きる上で非常に重要なことを学んできたことがわかりました。どの子も前を見て、堂々と自分の思いを発表できており、感動してしまいました。
そして、中央小の校歌をみんなで歌って終了しました。式の後には、生徒指導担当より、冬休みの安全な生活について話をして解散しました。
子供たちは、終業式が始まる時間には全員が整列して集合し、すべてが終わるまで、姿勢よく、真剣に話を聞いていました。あらためて、中央小の子供たちは、胸をはって誇れる素晴らしい子供たちだと感じました。1月9日、また少し成長した子供たちに会えるのがとても楽しみです。
明日から冬休みに入りますので、このコーナーもしばらくの間、お休みします。今年も1年大変お世話になりました。どうぞよいお年をお迎えください。
【12月21日(木)】
今日は、2学期の給食最後の日でした。もうすぐクリスマスということもあり、クリスマスメニューとして、チキンやキャラメルプリンなど、子供たちが大好きなメニューが並びました。
1年生の教室をのぞいてみると、みんなとても嬉しそうに給食をほおばっていました。もうすでにお皿が空になっている子や、おかわりしてお休みの子の分の残ったものをもらい、2個目のプリンをすくっているもいました。
何がおいしかったかを聞くと、「チキンがおいしかった。」「プリンもおいしいよ。」などと教えてくれました。「ぼくはこれ…。」と言って、サラダを指さした子もいました。今日は「だいコーンサラダ」と名付けて、大根や水菜、白菜などのシャキシャキの野菜と一緒に、子供たちの好きなトウモロコシの入ったサラダでした。子供たちは、空っぽになったお皿を見せてくれ、得意げな表情をしていました。
職員室に戻ると、給食の調理員さんたちが整列をしていました。2学期も今日で給食が終わるので、ご挨拶にきてくれたのでした。「子供たちが喜んで食べてくれるのが本当に嬉しいんです。」と言っていました。
中央小の給食は美味しいと評判です。これからもおいしいもの、栄養豊富なものをバランスよく、たくさん食べて、子供たちに心身ともにぐんぐん成長してほしいです。
【12月20日(水)】
今日は、3・4年生を対象に「情報モラル教室」を実施しました。
NetMamというところのスタッフでいらっしゃる埼玉県青少年課のネットアドバイザーの方を講師としてお招きしました。
内容としては、「学校のタブレットの活用」や「写真撮影とネット上での公開の危険性」「ネット通販の危険性」「ネットで冗談を書くことの危険性」「炎上とは」等、ネットモラルについて、具体例を示しながらわかりやすくお話くださいました。
子供たちは、とても真剣な表情で話を聞いていました。強く心に残ることがたくさんあったようで、4年生のある子は、教えていただいたことをもとにして、タブレットを活用してクイズを作成して復習をしている子もいました。
ネットアドバイザーの方は、「ご家庭によって、お子さんとネット活用のルールを明確に決めていらっしゃる保護者もいらっしゃり、とても大切なことだと思っています。まだ家庭でのルールやモラルの大切さをお話ししていただいていない家庭は、ぜひよく話し合っていただきたいです。」とおっしゃっていました。
これから冬休みに入り、子供たちも通信機器を使うことが増えることもあるかと思います。使用時間や使用方法、モラルやルールについて、各家庭で十分に話し合っていただき、しっかり守って安全に使っていけるようご助言ください。
【12月19日(火)】
今日は、朝からどんよりとした雲に覆われ、寒さが身に染みる天気となりました。
今日の朝の予定は学年集会です。2学期のまとめと冬休みの生活についてなどの話を、それぞれの学年で集まって行いました。
校庭に出てみると、1年生が集まっている所からにぎやかな声がしてきます。先生のお話が終わって、みんなでレクをしているようです。菅野先生の合図でじゃんけんが始まりました。
「じゃんけんぽい!」
先生に勝った人は歓声を上げて立ち、「ピヨピヨ」といいながら手をバタバタさせています。周りの子はそれを見て笑っています。どうやら進化じゃんけんゲームをしているようです。
第2回戦、「じゃんけんぽい!」「イエーイ!」またヒヨコが増えました。寒さに負けず、とても楽しそうです。
反対側では泉先生が縄跳びを披露しています。何の話をしているのかなと近づいてみると、どうやら「側振跳び」と「かえし跳び」を披露していました。前跳び、あや跳び、2重跳びなどいろいろな跳び方がありますが、この2つも縄を左右に振って跳ぶ楽しい跳び方です。「冬休みにチャレンジしてみてください」と話をしていました。
体育館に行くと、5、6年生が姿勢を正しく、真剣に話を聞いています。さすが高学年。話す人の方をしっかり見て話を聞いています。
こうした姿を、これからも下級生に引き継がれていってほしいなと思いました。
体育館から戻る途中、校庭から元気な声が聞こえてきました。
外に出てみると2年生が全員で鬼ごっこをしています。学年全体でレクをする機会も学年集会の楽しみの一つですね。
1年生の下駄箱を見ると、靴のかかとをしっかりと揃えて置かれています。学年集会の後に教室に入る際、しっかりと揃えて入ったんだなあと思いました。
一日一日の子供たちの学びと成長を感じた朝でした。
【12月14日(木)】
今日は、空気が冷たい1日となりました。
校庭では、1年生と2年生が体育をしていました。2年生は短縄跳びをしていました。カードを使いながら、自分のできる技を増やしていました。「後ろあや跳びなら、できるよ。」「〇〇さん、すごいね。」など、互いに声を掛け合いながら、練習をしていました。たくさんの技を習得していて、びっくりしました。その横では、1年生がちょうど大縄跳びをしているところでした。順番に並んで、自分の番がくると、大きくジャンプしていました。
教室を見回っていると、2年2組が図工の学習をしているところでした。今日の題材は「まどのあるたてもの」です。工作用紙を使って建物を作り、そこに窓を作って、開閉できるようにしていました。そして、なんと窓を開けると、その中に部屋の中の様子を描いてあるのでした。「ここはね、鍵がないと開かない窓だよ。まずは、窓を開けて鍵を探してね。」「窓を開けると、お花が見えるようにしました。」など、いろいろ教えてくれました。とても上手に工作用紙を折って、階段をつけている子もいました。「〇〇さん、その階段の作り方を教えて。」など、互いに教え合っている様子も見られました。
子供たちが学習を楽しんだり、根気よく取り組んだりする姿を見て、とても頼もしく思い、嬉しくなりました。
【12月15日(金)】
今日、わかばの教室をのぞいてみると、とても楽しそうに踊っている子がいたので、どんな学習をしているのかと思って、近づいてみると、「あわてんぼうのサンタクロース」の曲が流れ、みんなで歌っているところでした。
一人が踊りだすと、周りの子もジャンプしたり、体を揺らしたりしながら、楽しく歌い始めました。一曲歌った後は、この曲の中でどんな楽器が使われているかということをみんなで考えました。
子供たちはとても積極的に挙手し、答えていました。「たいこの音が入っています。」「たいこはドーンドーンという音です。」「タンバリンが入っていたと思います。」など、正確に聴き取り、答えていました。
歌を歌った後は、12月2日に開催した校内音楽会の動画をみんなで見ました。6年生の発表になると、わかば学級の6年生の児童がどこで演奏しているかなと、他学年の子が画面の間近までいって、確認していました。
わかば学級は、現在2~6年生で構成されています。少人数ということもあって、通常学級の子供たち以上に友達との関わりが深いです。高学年の子が下の学年の子に教えたり、手伝ったり、休み時間に一緒に遊んだりしています。昨日は、4年生の子供が、2年生の子供に自分が見つけたバッタの抜け殻をあげたんだ、と聞きました。
互いに磨き合って、著しい成長を遂げているわかば学級の子供たち。今後の活躍も本当に楽しみです。
【12月13日(水)】
今日は、3年生の学習をのぞいてみました。
1組は学級会をしていました。今日の議題は、「2学期ありがとうクリスマスパーティーをしよう」で、話合いのめあては、「2学期頑張ったことや、感謝を伝える遊びや工夫を考えよう。」です。
前面に司会・記録が位置し、座席をロの字にしてみんなが向かい合って話合いをしていました。1組の子供たちは、めあてにそって、たくさん意見を発表していました。「椅子取りゲームをやりたいです。お互いに感謝を言いながら椅子取りゲームをすれば、みんなが仲良くなれるからです。」「クリスマスバスケットをやりたいです。隣の人と話して、もっと仲良くなれると思うからです。」など、クラスをよりよくするため、めあてを踏まえてよく考え、話し合っていました。「〇〇さんの意見と似ているんですけど・・・。」や「さっき、△△さんが言っていたんですけど・・・。」など、友達の意見をよく聞き、受け止めた上で自分の意見を延べることができていて、素晴らしいなと思いました。
2組は算数の学習でした。今日は分数を学んでいました。「分母と分子、つまり、お母さんと子供が同じ大きさになると1になります。」と教師が説明すると、子供たちは「なるほど。」とつぶやきながら、解答を求めていました。たくさんの子供が主体的に挙手をして、発言していました。また、ノートを見せてもらうと、大事なところにがわかるように、とてもきれいに書いていて感心しました。「〇〇さんのノートきれいだよね。ぼくのは汚いけど・・・。」と言っている子がいたので、そんなことないですよ、と声をかけましたが、友達のいいところを認めている発言に優しさを感じました。
より良い仲間になろう、より良い生活を作っていこうという姿勢に大きな成長を感じた3年生の姿でした。
【12月12日(火)】
今日の2校時に、「スマホ・ケータイ安全教室」が実施されました。NTTドコモのスタッフにご協力いただき、5・6年生を対象として、オンラインでご講義いただきました。
内容としては、「情報技術の上手な活用とリスクについて」、「自分に起こりそうなことはどれだろう」、「どのくらいのリスク(危険度)があるのか考えてみよう」など、ワークシートに書き込んだり、友達と話し合ったりしながら、学びました。「どのくらいのリスクがあるのかを考えてみよう」では、具体的な対話を例示してくださり、その中から、子供たちがリスクを見つけ、なぜそれが危険として考えられるのかという理由についても、考え話し合いました。
講義を受けた子供たちの感想としては、「スマホの使い方がよく分かった。嫌なことがあったら、直接話し合うのが良いと思った。」「スマホやインターネットはとても便利だけど、使い方を間違えるととても危険だということがわかりました。今後もインターネットのことをよく考えていきます。」「メールで場に合わせた返信や回答で相手との関係が崩れたり、けんかになったり、気まずくなったりする可能性があるので、気を付けたいと思いました。」「一度自分が送ろうとした文面を見直すなどの確認をしてから送ろうと思いました。」「まだスマホを使ったことはないです。インターネットは便利だけど、いろいろなあぶない事があるので、あらためて気を付けたいと思いました。家でルールを決めたいです。」などがありました。
今日は、困ったときの緊急連絡先についても教えていただきました。他者とつながりを深めることはほとんどの場合、良いことです。しかし、そこに大きな危険がいくつも隠れています。図らずも悪者と関わってしまうこともあり、非常に危険です。良い人同士でも、対面でのコミュニケーションの何倍も配慮をしないと、互いに傷つけ合ってしまうことがあります。「ノリで」「面白そうだから」「みんなもやっているから」などで誰かが大きく傷つくことはよくあることです。
これからも、子供たちの健全なコミュニケーション能力の育成を図ることができるよう、教育活動に取り組んでまいります。ご家庭でも、スマホ・ケータイの使い方をよく話し合い、各家庭でのルール作りとマナーの確認を是非お願いいたします。
【12月11日(月)】
今日は、どんよりとした月曜日となりました。小春日和が続いたかと思うと真冬の寒さとなる日もあり、体調を崩しやすい時期です。子供たちも今日は少しだけ欠席者が多かったようです。十分な栄養・睡眠など、各家庭でご配慮いただけると有難いです。
さて、教室で学習をしている子供たちは元気いっぱいです。5年生の教室をのぞいてみると、「あっ、校長先生、こんにちは!」と大きな声であいさつしてくれた子がいて、とても嬉しかったです。5年生が刈り取った稲を学校応援団の方が精米してくださいました。今朝学校にお持ちくださったのですが、ずっしりと重く、今年は5.8㎏分、精米できたとのことでした。教室では、「お米」をテーマに子供たちが調べ活動をしていました。課題は、個々の児童によって様々で、「お米の歴史」「お米を使ったスイーツ」「お米家系図」等、いろいろありました。子供たちは、タブレットを活用してとても上手に検索し、調査していました。
6年生の教室をのぞいてみると、ちょうど卒業アルバムを作成しているところでした。本校では卒業文集もタブレットを活用して書いています。一回読ませてもらったのですが、子供たちの思いの詰まった、素敵な作文ばかりでした。また、6年生の廊下には、6年生の子供たちが「日本の文化」について調査したものが掲示されていました。タブレットを活用してそれぞれの子供たちが表現の仕方にこだわりながらまとめたものです。レイアウトなど、大人顔負けで、感心してしまいました。
ICT機器はあくまで、学習用具です。子供たちが各教科の学びに合わせて、効果的に活用できるよう、これからも支援してまいりたいと思います。
【12月8日(金)】
今日は、3年生の消防署見学でした。歩きで40分くらいかかったのですが、子供たちは元気に行って帰ってきました。消防署の施設・設備、消防車等々、様々なものを見学し、職員の方の説明をしっかりと聞き、そして主体的に質問をしていたようです。
校内では、1年生の教室をのぞいてみました。
1組は、国語の「もののなまえ」の学習でした。子供たちがグループに分かれ、様々なものの名前をひらがなやカタカナで書いて、その絵も一緒に描いていました。どうやらそのカードに書かれた名前と絵を商品として、お店屋さんごっこをするようです。1組の子供たちは、文字も絵もとても上手に書いていて、自信をもってカードを見せてくれました。魚屋さん、お花屋さん、宝石屋さん等々、グループによって、商品の種類が違うようでした。魚屋のグループでは、「これはカニ。きっとすぐに売り切れちゃうよ。」、宝石屋のグループでは、「校長先生はどの宝石がいい?ぼくは、9月生まれだから、サファイヤなんだって。」など、たくさん教えてくれました。
2組は算数の学習でした。問題文を読んで、足し算や引き算の立式と答えを考えていました。「私はね、12-3の時は、12を10と2に分けて、まず、10-3から計算するんだ。」など、計算方法をきちんと説明できる子がいて感心しました。繰り下がりの計算もしっかりできていて、本当に能力が高まってきているなと、感じます。教師からの問いかけにも、はっきりと答えていました。
友達と協力したり、自分でよく考えたりと、主体的に学習に臨んでいる1年生をとても頼もしく思いました。
【12月7日(木)】
学校公開、懇談会、そしてPTA役割活動へのご参加、本当にありがとうございます。また、今日は2年生の学区探検でしたが、たくさんの保護者の方々が見守りをしてくださいました。本当にありがとうございました。
さて、今日は12月にしては暖かい日となりました。校庭を見てみると、3年1組が体育の学習をしていました。縄跳びをしたあとは、鉄棒の学習をしました。抱え込み回り(いわゆるだるま回り)や後方片膝かけ回転(いわゆる足掛け後ろ回り)の練習をしていました。お互いに教え合いとても良い雰囲気の中で学習していました。また、上手にできた子が手本となってみんなの前で技を見せてくれました。その後、自由な技の練習をしたのですが、「わたしは、蝙蝠下りができるんです。」と見せてくれた子もいました。
教室を回っていると、3年2組が理科の学習をしていました。今日は、「音」がどのように伝わっていくのかなど、音の性質を実験を通して学ぶようでした。実験の仕方の説明を真剣に聞き、ノートに書いていました。担任が、「大切なところを米印で書きますよ。」と言うと、「あっ、先生の好きな米印だね。」と嬉しそうに書いている子がいました。「あれ、これはよくわからないなあ。」という子に、「先生がちゃんとお話ししてくれてたよ。」とにこやかに伝えてくれる子もいました。3年2組でも子供たちがとてもよい雰囲気の中で学習を進めていました。
どちらの学級も、子供たちは互いに支え合い、励まし合って学んでいる様子が伝わってきて、今日の日差しのように、心が暖かくなりました。
【12月6日(水)】
今日は、「地域活用運動好きな子ども育成事業『さいたまブロンコスふれあいキャラバン』」として、バスケットボールチーム「さいたまブロンコス」のミカサボ ベニ選手と神 輝U18ヘッドコーチが来校し、4~6年生を対象にバスケットボールふれあい授業を実施していただきました。
各学年1時間ずつご指導いただき、ウォームアップした後、ボールを使ったコーディネーション、ドリブル練習、シュート練習等をし、シュート対決も行いました。ベニ選手も対決に加わって下さり、ベニ選手の大きさや速さ、ボールさばき等、素晴らしいプロの技を見せてくださいました。
子供たちは、とても楽しそうにプレーし、1時間では物足りないようでした。子供たちの感想には、「シュートを決められてうれしかった。バスケをやりたくなった。」「ベニ選手のドリブルやシュートがかっこよかったです。」「神コーチとベニ選手が優しく教えてくれてうれしかったです。」「シュートするときのポイントがわかりました。」「ベニ選手、神コーチに会えてうれしかったです。」「相手がいなくて困っている時にベニ選手が話しかけてくれました。きれいなシュートを入れてくれて、『すごいなあ。』とずっと見ていました。」などがありました。
1月には、ホームでの試合があり、そのチラシをこれから送ってくださるそうです。また、ベニ選手に会えると思うととても楽しみです。
【12月5日(火)】
今日は、体育朝会がありました。少々寒い朝でしたが、子供たちは縄跳びを手に校庭に集合しました。
準備運動の後、1分間の前跳び、そして、「グーパー跳び」や「グーチョキ跳び」をした後、音楽のリズムに合わせてみんなで跳んでみました。体育委員会の児童が前で範を示してくれ、それを見ながら、様々な跳び方で跳びました。中央小では、これから縄跳び運動の強化期間に入っていきます。クロームブックにも跳び方が示されていますので、冬休みなどに継続的に取り組めるよう、お声かけいただけると有り難いです。
話は変わりますが、先週の火曜日はお話朝会がありました。今回は、人権に関わるお話をしました。例えば、個々がもっている性質や特徴、体の大きさ、肌の色等、違うからと言って、互いに上位や優位を決めたり、ましてや蔑み合ったりすることはあってはならないことであるという話をしました。
また、年齢による違い、年齢による体の変化、病気等による体の違い、障害等による体や活動の仕方の違いで、互いをわかり合おうとしないこと、優劣を決めたりすること、疎外してしまうことなどもあってはならないことも話しました。
5年生の子供たちが、今回も感想を書いてくれたので、少し紹介します。
「話を聞いて、私は絶対人種差別や病気の人を笑う等ということは、前よりもっと気を付けたいと思いました。悪口等で症状を悪くしてしまう病気もあるということが今日わかったので、もし言われている人がいたら、やさしく接したいと思いました。」「やっぱり自分の嫌なところは自分が一番見つけやすいのに、さらに指摘される事は、その人にとって、すごくつらい事なので、お互いよいところを見つけられたらいいと思います。」「世の中には生まれつきで様々な特徴をもっている人がいて、その特徴がまわりと違うだけでからかわれるのはもちろん嫌な気持ちなのに、そうとは知らずからかっている人は許せないと改めて強く思うようになりました。」「いじめなどから自分の髪の毛を抜いてしまうということを知ったので、自分がいじめないのは当たり前ですが、いじめている人を見かけたら、そのことを先生に言おうと思いました。」「心に残ったことは、みんなにはみんな個性がある、みんな違って、みんないいということです。なんだかとても深いなあ、と思いました。」
子供たちの感想を読み、私自身ももっと勉強して様々な立場や様々な考えの人たちと分かり合える努力をすべきだなと感じました。
【12月2日(土)】
本日は、校内音楽会の公開日でした。
まさに4年ぶりに1~6年全学年の演奏をご来校くださった保護者・地域の皆様に披露することができました。子供たちは、昨日の児童同士の鑑賞会と比較し、緊張していたものの、より一層いい演奏をしようと真剣に取り組んでいました。
1年生は、歌唱「海」とリズム合奏「アンダー ザ シー」でした。一人一人が描いた海の生き物の絵を頭に飾り、素敵な歌声と楽しいダンス、そして鈴とカスタネットの軽快な演奏を披露してくれました。
2年生は、合奏「子犬のマーチ変奏曲」と音楽劇「ずうっと、ずっと、大好きだよ」でした。今年から演奏できるようになった鍵盤ハーモニカの音色がみんなそろって、そても上手でした。音楽劇も心温まるものでした。
3年生は、斉唱「大切なともだち」と合奏「スケーターズワルツ」でした。みんな笑顔で心を合わせた元気いっぱいの歌唱でした。合奏も緩急をつけながら、みんながぴったりとそろった演奏でした。
4年生は、合奏「トロピカル ブルー パラダイス」と合唱「それぞれの空」でした。様々な打楽器等と今年から練習を始めたリコーダーでとても明るくリズムにのって演奏をしていました。歌唱曲も指揮をよく見て、さわやかに歌っていました。
5年生は、合唱「紡ぐ」と合奏「シンクロ BOM-BA-YE」でした。自分たちで作った歌詞を大切に歌にのせて披露してくれました。合奏も様々な楽器を使いこなし、息もぴったりでとても格好いい演奏でした。
6年生は、1組の合奏が「彼こそが海賊」、2組の合奏が、「U R not alone」でした。どちらの学級も非常に難しい曲を見事に演奏していました。会場から、一段と大きな拍手が聞こえました。
学年合唱は「wish~夢を信じて」。これまで培ってきた歌う力、友情、よいものを創ろうとする意欲など、全てを発揮して、素晴らしい合唱でした。まさに中央小学校の誇りです。
見に来てくださった、保護者の皆様、地域の皆様、温かい拍手をありがとうございました。「涙がでちゃったわ。」と言ってくださる方もいて、本当にうれしく思いました。
今日の音楽会を通して、音楽とかかわることのよさや、友と切磋琢磨し、よいものを創ろうとすることの大切さを実感してくれたことと思います。
【12月1日(金)】
今日は、校内音楽会の1日目、児童の鑑賞日でした。2~3校時に全校で実施しました。全校一斉に音楽会を実施するのは、まさに4年ぶりとなります。とても盛大な会となりました。明日は、保護者・地域の方々への発表日となりますので、合奏・合唱の様子は明日お知らせすることとして、今日は進行役の子供たちの活躍を中心にお伝えします。
今日は、児童鑑賞日ということで、集会委員の進行で行いました。開会式では、はじめの言葉を児童の代表が言い、「きく時の注意」を音楽担当が話した後、児童の指揮で「ユーアンドアイ」を全校で合唱しました。開会式が終わると、1年生、3年生、5年生、2年生、4年生、6年生の順に、歌と合奏を披露し合いました。入れ替わりでステージにあがるのですが、曲が始まる前は、集会委員の子がハンドベルを鳴らし、それを合図に静かに鑑賞の姿勢となります。みんな約束を守って、鑑賞していました。
今年の音楽会のスローガンは、「心を一つにして、美しいメロディーをひびかせよう」です。どの学年も練習の成果を発揮して、友達と心を合わせ、リズムを合わせて、素晴らしい歌唱、合奏となりました。
閉会式も集会委員の進行で行いましたが、その中で1・2・6年生の代表児童による感想発表がありました。「6年生の演奏が迫力があってよかったです。ぼくは、きれいな声が出せるようにがんばりました。」「友達と声を合わせられるように頑張りました。6年生は1組も2組もよく合っていていいなと思いました。「全学年、素晴らしい合奏・合唱でした。明日も今日のように素晴らしい音楽ができるように頑張りましょう。」と発表していました。
子供たちはみな目を輝かせ、楽しそうに表現していました。明日の発表会も期待大です。
【11月30日(木)】
今日でとうとう11月も最後の日となりました。本校の校内音楽会に向けての練習も今日で最後です。昨日、今日と6年生の練習の様子を見に行きました。
昨日は、1時間ずつ各学級での練習を行いました。6年生だけは、合唱は学年で、合奏は学級ごとに演奏します。
1組の合奏曲は、「彼こそが海賊」。ご存知、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲です。演奏にコツが必要な難曲です。1組の子供たちの演奏は習熟してきており、互いにテンポを合わせてすばらしい合奏に仕上がっていました。思わず「Bravo!」と称賛してしまいました。それでも子供たちはまだ納得しないところがあるらしく、「和音のところが少し伸びてしまう傾向があります。」などと発言し、何度も練習を重ねていました。
2組の合奏曲は、「U R not alone」。GReeeeNの曲です。低音から高音の幅が広くアップテンポの曲で、こちらも難曲です。2組の子供たちは、真剣なまなざしで練習を重ねながらも、演奏はとても楽しそうに取り組んでいました。こちらも習熟してきています。「バスキーがまだ合っていないので『F(楽譜に書いてある記号)』のところからもう一回やりたいです。」と1組同様、何度も何度も練習を繰り返していました。1曲演奏が終わるたび、上達する2組の子供たちに何度も拍手をしたくなりました。
今日は、6年生全体での合唱の様子も見せてもらいました。「wish~夢を信じて」という曲です。途中2部に分かれるところがあるのですが、互いの声を聴き合い、美しいハーモニーを奏でていました。「小学校生活最後の音楽会を絶対成功させようと取り組んできました。」と言っていました。
さあ、いよいよ明日は児童同士の鑑賞会、明後日は保護者・地域の方々への発表会となります。ご来校くださる保護者・地域の皆様は、明後日の6年生の演奏をご期待ください。
【11月29日(水)】
今日は、5年生の音楽会に向けての練習をのぞいてみました。
5年生は、校内音楽会において、親善音楽会で他校の人たちの前で歌った「紡ぐ」という歌を歌います。この歌は、5年生の子供たちが大切にしたい言葉を出し合い、それを本校の音楽担当がまとめ、曲を作って出来上がったものです。子供たちの思いがたくさんつまった歌になります。歌詞の中には、秘密が隠されているので、音楽会の日には、その秘密をぜひ見つけてほしいと思います。
練習をのぞいた時は、ちょうど合奏の練習をしていました。合奏曲は、「シンクロ BOM-BA-YE」。ドラマ「WATER BOYS」のテーマ曲で、知っている人も多いのではないかと思います。軽快かつ、爽やかで、情熱も感じられる素敵な曲ですが、5年生の子供たちは曲の良さを生かし、息を合わせて立派に演奏していました。なにより、どの子も真剣なまなざしで演奏しており、みんなで切磋琢磨しながら、上達していくドラマのシーンと重なり、とても格好いいです。一曲終わると振り返りをするのですが、「ぼくは、サビに入る手前で少し(テンポが)速くなってしまいました。」と堂々と自分の未熟な点を発言する子がいて、本当に感心しました。何度か練習してうまくいったときは、みんなから拍手が自然と沸き起こりました。子供たちが互いの努力を認め合う心温まるワンシーンでした。
校内音楽会での、5年生の歌唱、合奏をぜひ楽しみにしてください。当日、合奏ではみなさんにも手拍子を合わせていただき、演奏をより一層盛り上げてほしいと思います。